Weekly Collumn |
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VOL1100:2021年08月09日 |
○ヘンに連休と飛び石が続くとアレ
なんかこの週末〜週明けが3連休で、翌週が2日だけ出社してまた4連休ってのが変則的で色々とリズムがくるってアレです。しかもこの連休は全部雨、次の連休も大体雨ってふざけんなコノヤローって感じです。や、元々この連休を利用してマーチの前後ワイパーとカウルトップを再塗装するつもりでいたんですよ。ところがこの悪天続きなのもあり、晴れ間を塗って作業できたのはリアワイパーのみでした。フロントワイパーはちょっとお預けかなあ。来週は2日だけ出勤してまた4連休ですし、天気もずっと悪いのでどうしたものやら。
○やるんかい……
えー、なんかあれだけオリムピックに反対しまくっていた朝日新聞、どうも野球バカの夏祭りを強行するみたいですよ?しかもオリンピックに関して散々っぱら「感染拡大の原因になる!」って文句をつけまくっていたのに、自分たちが主催する高校野球ともなると今度は「1チームにつきOBや関係者2000人までOK!」とか言っちゃうんだから、どこまでダブルスタンダードやねんって思うんですよ。や、個人的には実は高校野球なんて春夏2回もいらんとおもってるクチなんでここまで辛辣なんですがね。だって夏はまだ予選からの勝ち上がりで出場に正当性が見られますが、春なんて主催者側がほぼ恣意的に出場校決めてるだけ。あんなもんを主催協賛が別の会社だからって別々にやる時点でアレなんですよ。しかし朝日新聞、あれだけ文句を言ったんだから自分たちも無観客を徹底してはどうかねと思わざるを得ないですね。
○不要不急と個人の意思
声優の緒方恵さんの発言がめちゃくちゃアレだったのでtwitterでもツッコミを入れた奴なんですが、「不要不急については各個人で判断してください」というのに対し、政府に因縁つけてて失笑モノでした。いやね、正直な所、エラソーなこと言うんだったら「現在の状況において何が不要不急なのか個人でちゃんと判断しなさいよ」って話なのですが、そこを政府や行政が「これは不要不急」なんて決め打ちされてしまうと、それこそ「じゃあこれは不要不急に入ってないからいいよね!」ってんで、宣言の網をすり抜けてやりたい放題するヴァカがたくさん出てくるんです。だからお上はその辺を明確にせず自分で判断しろと言っています。また、こういうことについてお上に判断されないと何も判断できないってのも情けない話です。そういう「お上が自分で判断しろといったから自分の判断で遊び倒しました」が今の感染爆発の背景にあるんじゃないでしょうか。普段いろいろエラソーなことをtwitterやラジオで呟いてるならあなたが率先して範を示すべきじゃないですかね、と思いました。 |
VOL1099:2021年08月02日 |
○カメラマウントを修理した
で、前回書いた「マウントがメゲた」って奴ですが、会社の機材をフル活用してちゃちゃっと改良金具を作ってしまいました。改良部分をのっし君に写真で見せたら「構造的に振動に十分耐えられそうじゃないの?」ってことでした。細かいことはHTMLにまとめていますし、youtubeの動画にも上げていますので、そちらを参照してください。新しいカメラマウントはさっそく土曜日にTRACER900に装着して試走してきました。結果は上出来で、敢えてわざと振動の多い舗装林道も織り交ぜて走ったんですが、車体の振動でカメラが大揺れすることもなく良好でした。今後、撮影機材をSJ8へと更新する予定です。SJ8なら振動センサーがあって電子的に内部でブレ補正してくれるのもあり、このマウントの効果が得られそうな感じです。
○鉄砲玉号の第2期板金の下準備
日産ディーラーに車検証の受け取りついでに、以前から手が空いた時に調べて置いてと頼んでおいたドア周辺のゴム類の在庫状況について調べてもらいました。結果としては部品で出ないものの方が少なく、ドアのフチ全体のゴムパッキンだとか、水切りラバー、ガラスランなどはちゃんと新品で出るみたいです。一方で車体側のモールが出ないんですが、これに関しては今回の板金で着脱はなさそうだし、何度か着脱して問題が出ていないのでとりあえず気にしない方向で行きます。部品関係でラッキーだったのはハッチバックのラバーが部品として出たことです。実はこのゴムの劣化が原因で大雨が降ればオケツ周辺が結構シマウマになっていました。ここを交換できると洗車の手間が大幅に省けますので、先行して今度交換してしまおうとも考えています。
○ファイザーの接種2回目
先週火曜日に2回目を打ってきました。実は1回目の後に結構副反応がユルくダラダラ続いていたこともあり、今回は結構警戒して事前にワクチン休暇を水曜に取得していました。実際の副反応の様子ですが、接種後4〜5時間くらいで打ったあたりが痛くなりました。また、風呂に行って戻ってきて検温したら既に微熱が出ている状態でした。翌日、起きたときは結構ケロっとしてたんですが、9時ごろには既に熱っぽくなっており、10時ごろに測温すると37.2度くらい。まあイケるだろうと水分を十分とりつつ昼飯時に測温すると今度は37.8度くらい出ていました。そりゃフラフラするわけですよ。そこで虎の子のアセトアミノフェンを1発キメたらとりあえず夕方くらいまでは発熱なしでしたが、効果が切れるとあっという間に38℃前後までまた上がりました。この段階でとりあえずロキソニンを飲んだのですが、ファイザーの発熱については私の場合は効果なしでした。なんだかんだと水を飲みながらゴロゴロしていると翌朝には回復しており、木曜金曜の業務にも支障はなかったので、トータルとしては1回目よりは楽だった感じです。
○COVID-19にり患するとどうなるか
で、この副反応が怖くて打たないとかいう寝言を吐くヴァカが若い人を中心にたくさん出ているようですが、正直なところ、サイエンスの分野で大学以上の学校に通ってる奴でそれを言う奴は今すぐ大学やめちまえ、学位なんて返上しろ、と思うわけです。それはさておき、彼らが一番勘違いしてるのはおそらく「軽症」や「重症」という言葉だと思います。COVID-19での軽症はその段階で普通の風邪だと若干入院を検討するレベルの症状が既に出ています。中等症まで進むと人工呼吸器とは言わないけど入院加療と酸素吸入が必要になります。また、実は身近で1名本当に罹っちゃった人が出てきまして、中等症にまでなったけど退院してやっとリハビリに移行しているんですが、その状態が絶句モノでした。というもの、そこそこちゃんと運動してた奴にも関わらず、普通のビルのフロア間の階段を登ると登り切ったところで息継ぎが必要だとか、そういう状態なんです。曰く、記憶力や判断力もかなり削られてるとのこと。なんでそんなに息切れがするのか聞いたら肺の3割くらいが石灰化して機能しなくなったからだそうでした。中等症でこれです。これを知っていれば副反応なんて誤差です。そんなものを怖がってるくらいならさっさと打ちなさい、と私は思います。 |
VOL1098:2021年07月26日 |
○カメラマウントがもげた件
実は前回の日記には書いてなかったのですが、伊和大社に行った帰りにSJ4000を乗せているカメラマウントの金具がもげました。もげた部分はワンオフ自作の部分ではなく、市販品のL金具を使った部分です。おそらく、度重なる振動に耐えかねて金属疲労でぼっきり折れちゃったと推測されます。
で、仕方がないのでそのL金具部分を作り変えることにしたんですが、どうせだったら折れないようにがっちり作ってやろうということになりまして。元々の設計データはPDFとDXFで残ってるので設計データを参照し、追加で作る金具の数値をエイヤーで見込んで材料発注ぽちっとな。最近はアルミ押し出し材でも普通に通販で単品購買できるのがありがたいですね。届いた材料に必要なケガキを行ったので、後の機械加工は会社の昼休みに会社の機材を使ってちまちまやっていく予定です。
○前から行きたかった林道へ行った話
さて、オリムピック休暇ということでクソみたいに4連休があったわけですが、初日にさくっと林道三昧してきました。前の4JGと違ってセローファイナルはとりあえず出先でいきなり停まる心配がありません。結構気軽に遠い林道へ行けるってのも魅力の1つでした。乗り慣れてきてオフの特性も分かってきたので、かつて入江さんのスーパーCCRで走ったっきりの林道へ走りに行ってきました。しかし1本15km以上の林道がごろごろしてるエリアに自宅から1時間でたどり着くって本当に便利です。この日、目的の林道以外にその林道の枝線数本、さらに川向にある別の林道2本と林道だけで合計40km以上走り倒してきました。なんだかんだとロック気味の路面だとエア圧を落とさないとケツが跳ねてダメですね。セロー250の最大の欠点はリアサスに調整機構が殆どないことだと思います。セロー250も18以降のモデルだと低速トルクが太く、上まで回ればパンチがあり、走らせやすいバイクです。
○マフラーに穴が空いた
鉄砲玉号はこの4連休の間に車検に預けていたのですが、その車検の点検でNISMOヴェルディナに穴が開いていることが判明しました。とりあえずパテで誤魔化してはいるんですが、これも剥がれるのは時間の問題。でもNISMOのK11用ヴェルディナは終売してるので代品が手に入りません。が、どうもこのマフラー、某F社の某レ○リスRと同じものらしいんですよね。で、ダメ元で製造元と思われる某F社に「修理できひんか。or、御社のそれ、GH-AK11にも物理的に付くんなら売ってくれんか」と頼んでみるつもりです。おそらくGH-AK11の吊り具のデータは持ってるはずなので作れないわけはないと思うんですよねえ。
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VOL1097:2021年7月19日 |
○イジメと90年代のウェイの話
小山田なんとかという奴が過去の悪行三昧を理由にオリンピックの音楽関係から引き摺り下ろされるなんて話がありましたが、そこで出てきた奴が過去にやっていたイジメという名の犯罪行為の数々が結構アレな奴でした。が、実は私は全く驚きませんでした。今回の件は彼が出た学校がド底辺校の共産党系学校でそういうのを完全に放置していたからとしていたのですが、私の母校なんて結構偏差値高めの学校でしたが、高校から入ってきた奴らの中に猛烈なのがいました。彼らは「自分たちがいじって楽しいと思う奴はどうイジっても問題ない」と思っており、自分たちが楽しければ何をやっても構わないというノリでした。また、やる相手はやはり選んでいて、学校の先生にも相談できず内にため込んで問題にならなさそうな奴を選んでいました。まあ、さすがに5階の窓から足首掴んで宙づりにしてるのを見たときには私が鼻白み、ダッシュで教室の2F下の職員室に行って仲の良い先生とっ捕まえてすぐ外に状況を見せに行ったんですがね。ただ、結局学校側からはロクに処分できなかったみたいでフラストレーションだけが貯まる案件でした。
基本的にあいつらはそうやって生きてきて、それが普通だと思い、大人になってもそのことについて「楽しい思い出」として武勇伝みたいに語っちゃうんですよ。また、私自身が子供のころ、特に小学校んときに色々やられた経験からなんですが、そういうイジメをする子供は親も基本的にイジメ体質です。今回の小山田某の件、結局蓋を開けたら従兄弟も同じノリでしたから、やはり基本的に一族の風潮として「弱いものをイジめてエンタメとして消費するのは正義」というのがあるんだと思います。まあ、徹底的に燃やし尽くされてしまえとしか思わないんですけどね。
○現像廃液処理の話
なんか定期的にtwitterでは訳の分からん自分のモノサシで色々ぶん殴ってるヴァカが見つかるんですが、いやほんと自分の正義が正しいと思い込むと人間怖いですよねえ。今回も環境負荷がウンタラカンタラとよくわからんことをホザいています。現像廃液の処理については現像液各メーカーのデータシート、各自治体の下水処理担当部局の判断、この2つがすべてです。例えばフジのモノクロ用現像薬品の場合、ご家庭レベルの廃液処理であれば下水処理場送りなら問題ないとされています。実際、うちの自治体でも「シロとは言い切れはしないがクロではない」という判断です。この「下水処理場送りなら」がみそで、たとえば農村部に多いコミュニティプラントや大型合併浄化槽の場合は処理しきれないかもしれない、という話になります。まあご家庭レベルならそれでも無限希釈扱いなんですけどね。一方で問題なのがカラー現像液。こっちは場合によっては現像薬品や廃液の成分に特別管理産業廃棄物に該当する成分が含まれることがあります。その場合、個人による排出にも制限が掛かり下水に流せなくなります。基本的にはこれも自治体の担当部局と御相談になるんです。だから、自分の経験と浅はかな知識だけを振り回して「これがこうだからこれが正しい!」とぶん殴ることは極めてナンセンスなんですよ。
○TRACER900で峠三昧した日
土曜日、久々にスカッと晴れたのもあり、TRACER900で伊和大社までソロツーしてきました。といってもメインはやっぱり峠が走りたい!だったりします。まあ基本的には県道8号線ルートなんですが、最近は昔教えてもらったルートから西脇〜黒田庄付近のルートをアレンジしており、中町の市街地を走る率を下げています。そのせいで危うく分岐をスルーしそうになったり。また、通風の治療が進んだのもあって体調が去年よりもずいぶんよくなったせいか、暑さに対する耐性もかなり戻ってきているようです。昨年だと35℃越えてる中を走ってるとソッコーで体力なくなってヘロヘロになってたんですが、今年はとりあえず1日さらっと走れるまでに戻っています。集中力も持続しますしね。来週は3日働いたら4連休でずっと天気もよさそうですし、1日は少なくともセローに乗ってオフに行こうと思っています。 |
VOL1096:2021年07月12日 |
○ワクチン1回目接種
火曜日、1回目のワクチン接種に挑んできました。元々アレルギー持ちなのもあっておそらく副反応は強くでるんじゃないかとは言われてたのですが、思ったよりも結構キツい副反応が長く出て大変な1週間でした。接種当日、打ってから10分たらずでモロに倦怠感が出てました。あんなに倦怠感出る物なの?って思ったのですが、後で耳鼻科の主治医に聞いたら私の場合は結構例外の部類でした。また、打ったところが痛いという奴ですが、純粋に痛いというピークは翌日AMくらいに掛けてでした。が、その後も2日目夜まで「寝返りで左腕が下になったら痛みで目が覚める」などの状況は続き、なんだかんだと金曜くらいまで左腕全体のだるさは続いていました。
それより案外たまらなかったのが倦怠感ですね、全身の。当日と翌日が結構ツラいのは想定の範囲内だったのですが、翌日からタマが痛くなるわ、たまたま仕事がヒマな時期で助かりましたが立ち仕事で検査の仕事をしているとあっというまにHPが無くなってへたり込む、通勤して帰宅すると倒れこむ、なんてのが金曜までガッツリ続きました。また、土曜日も朝から頭痛はするわ起き上がるとダルいわでかなりダメダメ。元々カフェインの影響を抜けと医者からの指示もあったので飲み物を完全に水に切り替えていた時期でこれだったので、例年の夏どおりに水出しアイスを飲み倒してるならもっとキツかったろうな、と予測できました。倦怠感は副反応で体力落ちたところにライトに熱中症になってたようでした。これ、2回目27日なんだけどマジで大丈夫か俺……。
○勝手にシュレッダーって馬鹿じゃねぇの
で、そのワクチン接種券ですが、反ワクチン主義者の魔手に落ちたバカな人が配偶者や子供の接種券を勝手にシュレッダーで廃棄してしまったのをドヤ顔で報告してるツイートがちらほら観測されて頭を抱えることに。実はこのお手紙関係って結構真面目に刑事罰に規定されてる犯罪なんですよ。今回の接種券ですが、接種券の発送方法から考えると「接種対象の市民1名毎に1通」の発送がなされています。私の家の場合、私と両親は戸籍が別ですが同居しています。そのため、投票券については私は単独、両親は1枚の封書で届きます。ところが今回の接種券に関しては父母それぞれに1通ずつの封書で届いています。会社の同僚や上司にきいても既に届いた人たちはみな1名に付き1通の封書で届いています。これは対象者1名毎に1番号を発給し、その番号を元にExcelとWordの差し込み印刷かそれに類するシステムを使って接種券のオモテ紙を印刷しているからです。そういう方法を用いることで発送漏れを防いでいます。だから、「自分と配偶者の接種券が同じ封筒に入ってて間違えて開けてしまった」という言い訳がまず成り立ちません。
今回のこのアホな話に関してですが、自分以外の家族への接種券を意図的に隠した時点で信書隠匿罪に、開封してしまった時点で信書開封罪に問われます。どちらも立派に刑法に規定されている刑事犯罪にあたり、たしかどっちも懲役6か月or科料・罰金10万以下のどちらか、だったと思います。まあ要するに勝手に捨てられた側がキレて刑事告発したら絶対に逃げられないパターンなんですよ。もちろん、離婚って話になった時に、これを突破口に相手が徹底的に準備してきたら訴えられた方がもちろん勝ち目はないですし、親権の取り合いになったときに「親として必要な医療も受けさせないのは親の資格なし」として負ける理由にもなります。ワクチンを打つ・打たないは本人の自由でどうぞお好きにという感じですが、配偶者や子供など家族の分まで勝手に隠してしまうのはマジで問題だと思います。 |
VOL1095:2021年07月05日 |
○簡単に取れちゃった
その接種予約ですが、案外簡単に取れてしまいました。実はうちの地元、64歳〜60歳の接種券配布が来週からとかだったりで、なんと先週書いた予約の対象者について正式な接種券をまだ配ってなかったんです。だから先んじて接種券をゲットし予約枠バトルを有利に進めたかったわけですよ。ちなみに5〜7日の次は29日からの3日間だった模様。で、今回ですが、無事火曜日に1回目が打てることになりました。母のワクチン接種バトルのときは相当苦労しましたからねえ、それから考えるとかなり楽をさせてもらいました。
○カメラの価格がウンタラカンタラの話
twitter見てて初心者にいきなり高級機を買わせるのがウンタラカンタラとか、そんな話が流れてきました。正直、デジカメ以後に写真趣味を始める人はトータルで考えると経済的に結構キツいよね、と思っています。銀塩時代は感材費とか大変だったじゃないかという人はいますが、実は案外大したことなかったです。なんせ銀塩時代、常にハイエンドを追い続けるのではなければボディはそこそこの機種を選んでおき、あとからレンズで描写を拡張していくという手が使えました。また、当然レンズやボディも長く使う前提で作られていますので、昨今のほいほい買い換えみたいなスタイルとはずいぶんと扱いも違いました。あとまあ、使い物になるレンズやボディだと中古買取もまぁまぁよかったですからねえ。感材費も90年代〜00年代頭だと人数揃えて1ケース単位で仕入れてしまえば36枚撮りカラーネガなんで1本100円切ってましたし、現像のみで処理費が1本400円くらい。まあ誤差ですよ、誤差。今のデジカメのモデルサイクルからの買い替え需要から考えるとそりゃもう安上がりこの上なかったです。
で、今から始める初心者がもう1つ可哀そうだと思うのはSNSの存在です。われわれが本格的に写真趣味としてスキャンデータをネットに出し始めたころ、写真というのは狭い輪の中でもさらに限られたコミュニティ内でお互いに見せ合い、あーだこーだと意見を出し合って切磋琢磨していく感じでした。掲示板文化と個人サイト文化全盛の時代だったので世界公開といえど広がる範囲は狭かったので、いきなりウエメセの訳の分からない評論とか飛んでこなかったんですよ。ところが今のひとたちって個人サイトとか持ってないのでいきなりtwitterに放り投げてしまうわけですよね。で、ヘンなのにヒッカケられて因縁つけられてへこまされたりするわけですよ。まあ本人も承認欲求を得たくて投げてるからしゃーないとはいえ、この辺も我々が写真趣味を本格化させた20年前とはかなり写真趣味を取り巻く事情が変わってて、今の人は大変だよねえって思うところだったりもします。 |
VOL1094:2021年06月28日 |
○接種券の発行を依頼した
なんか母が昼間にテレビを見ていて、地元の市役所が64歳未満の市民についても自衛隊や県の集団接種に行く人のために依頼があれば先行して接種券を配りますという話だったので申し込んでみました。母がテレビで見たときは電話で依頼だったのですが、私が動いた時には既に郵送での文書依頼オンリーになっていました。うーん、若干出遅れたかな……。というのも地元の総合病院でどうやら7月5〜7日に「市内在住で病院の診察券を持っている人」に限り、ワクチンの接種予約枠が発生したからです。その予約バトル開始が6月30日から。ただしバトルは接種券がないと参加できないので早く欲しいんですよねえ。
○鉄砲玉号が帰ってきた
鉄砲玉号の第1回目板金修理が終わって帰ってきました。今回は緊急に塗らなければならんかったのもあり、見積もり段階で見つかったモロモロの不具合はとりあえず応急処置だけとして、基本的に見た目だけを直しました。それでも予算が足らなかったので屋根、ボンネット、リアスポイラー、前後バンパー、左側全部を塗りなおしただけで終わりました。右側前後フェンダーと右ドア、ハッチバックは次回持越ですね。で、今回修理の見積もり段階で「これは高くつくよ」となった点はストラット上側の鉄板の継ぎ目です。前オーナーが右前をぶつけたときにシーラーが剥がれていたのをそのままにしており、結果的に鉄板の継ぎ目に水が入り込んで錆びています。今回は応急処置しかしていません。遠からず鎖落ちるかもなので速いうちにどうにかしたいんですが、さてはて……。
○燃費の話
実はEN125-2A導入後からはウチに入庫した車両は全部基本的に燃費統計データを残しています。満タン法なんで入れ具合によって差は出るんですが、それでも概ね傾向は取れています。で、twitterのフォロワーさんでTRACER900GTユーザーさんの燃費を聞いてるとびっくりするくらい悪く、平均して20越えてないというんですよ。ところがウチの燃費統計の場合、前のMT-09
tracerでも今のTRACER900でも平均燃費で概ねリッター21kmくらい。市街地しか走ってなくて一番悪いときで15km、ひたすら高速道路をBモードで走ってリッター28kmとかそんなところです。何をどうやったらあんなに燃費を落とせるんだ、と若干思ったり。ちなみに私の場合、ワインディングでも「最低限の減速で可能か限り速度維持した旋回、最低限の加速で巡航速度へ回復」という運転をしてます。だからハイペースで走ってるけど燃費がものすごく伸びていることが多いです。 |
VOL1093:2021年06月21日 |
椎ちゃんはドストライク
○電動キックボードと取締
大阪府警が本腰を入れて違法電動キックボードや違法電動自転車の取り締まりをしていくって話を以前にちらっと小耳にはさんでたのですが、本当に取り締まりに本腰を入れ出してるようでびっくりしています。というのも、以前から大阪、特にミナミ界隈では電動キックボードと電動だけで走行可能な自転車の無茶苦茶な運転が問題になっていました。警察官に見つかりそうになれば形だけペダルこいで電動アシストっぽく見せるとかそういう手口です。で、当然ながら非常にひき逃げが多い。事故れば必ずひき逃げです。で、先日本当に重大な後遺症を伴う重傷ひき逃げが発生しちゃったと。この背景にあるのはお上が緩める前提で進めている「電動キックボードの小型特殊認定と特区運用」です。大阪府警としてはこれまでの実績もあるのであれを規制緩和してしまうととんでもないことになるのは分かっています。だから「これだけ危険だ」という実績作りに必死なのです。当然、私も反対です。原付免許を持っててもまともに交通法規をまもりませんからね。
○K11の塗装補修第1段階、ほぼ終わり
預け先から連絡が来ていまして、K11の第1段階での塗装補修がほぼ終わったとのことです。元々全塗装する予定だったのですが、掘れば出るわ出るわ不具合の山で、とりあえず第1段階として頼んだのがボンネットとリアスポイラーの塗装の補修でこれは必須案件。ついでなんでフロントフェンダーのチリ合わせ、フロントバンパーの再塗装、屋根の再塗装、左リアフェンダーの板金でした。ところが実際に作業を進めると左フェンダーの錆腐食が発生したのでボディ溶接補修込での修理となったり、まあ色々ありました。おそらくトータル40万超えたんじゃないかなあ。これでまだ右フロントフェンダー、左右ドア(右ドアトリム補修も)、右リアフェンダー、テールゲートが残ってるだからアレですわ。また、ストラットの上のロッカーパネルの交換もあるんでマジでどんだけかかるんよこいつって状態です。
で、よくこの手のネオヒス系コンパクトカーに乗ってると「貧乏人がカネがないから古い国産コンパクトにしがみついてる」みたいなことを言ってくる人がたまにいるんですよ。前職のボスが筆頭ですね。でも実は前述のとおりで、ネオヒス車をいい状態で徹底メンテして維持するのってものすごく費用が掛かります。K11、落札価格こそ26万でしたが、伊豆まで引き上げに行き、3年寝てたのを叩き起こして実走可能にし、車検を通しナンバーを取得し犬小屋まで運ぶってだけで追加でン十万円かかってます。その際に予算の都合で次回持越としたところはこの4年の間に当然次々くたばってますから、燃料ポンプ、ヒューエルプレッシャー・レギュレーター、スロットルボディ、オイルパンのシーリング、エンジンマウントは交換しています。燃ポンはK12用の中身だけ引っぺがしてK11化して使う加工を自力でやったし、スロットルボディも自分で作業して工賃を浮かせています。ほかにも色々とこまごまやっていますからねえ。で、おそらく車体+整備+補修で既に200は超えてますね。私は基本的にエンジンミッションとエアコン以外なら大抵のところは自分で整備できます。そうやって費用を抑えてこれです。ネオヒス車をフルスペックで戦闘可能な状態で維持している場合、めちゃくちゃ費用が掛かっていることは覚えておいた方がいいです。
○スタンディングでのコントロール
twitterでなんか250セローに乗っててフレームが曲がったなんて話をきいてびっくりしました。250セローのサブフレームのクロモリって死ぬほど頑丈で、転倒で曲がってしまったサブフレームを店長、メカ氏、私の3人で修正しようとしても何をやっても元に戻らず、最後は部分的にサンダーで切って修正して溶接で繋ぎなおす羽目になりました。いくら100kgの体重とはいえそれはないだろセニョリータ……と思って話を聴いていると、どうやらオフロードを走る割にはバイクの上に立つことができないという奴らしいんです。実はオフロードライディングしたいのにステップの上に立てないのは致命傷です。オフのコントロールってステップの上に立ってナンボなんですよ。でなきゃボディアクションを使えないんでね。ですから、オフでバイク遊びしたいと思う人は、まずステップの上に立って普通に曲がってスラローム切って8の字を回れるように練習してくださいね。多分それである程度バイクを自由に扱えるようになると、座った状態でのオンロードのライディングもめちゃくちゃよくなるはずです。 |
VOL1092:2021年06月14日 |
○水出しコーヒー2021
今年も水出しアイスコーヒーの季節がやってきました。まず例年通りの割合で400tを淹れてみたわけですが、今年の業務スーパーのアイス豆は苦味が若干きついみたいです。が、とりあえず1回目なんで例年通り全量90gに対してブルボンサントスを10gから始めています。とりあえずこれで今週前半は持つかなあ。週後半の分はまた水曜日あたりに仕込んでその時に割合を考える方向です。水出しアイスコーヒーですが、水出しと言いながら初期抽出の水温を変えると風味が結構変わります。これは温度で出る成分が変わるってのもあるからです。とりあえず次回は一度初期抽出を40度くらいのぬるま湯で試してみようと思います。蒸らし工程と初期抽出工程をやってから水を足しこんでいき、最終的に抽出量1200tくらいで仕上げるという方向性です。
○尿酸値を下げる薬すげーな
実は通風の発作が何回か起きていまして、春先からずっと投薬治療をやっています。といっても初期は1/4で4週間、次は1/2で4週間でイマココという感じ。で、やりながら血液検査を定期的にしているんですが、一番驚いたのは尿酸値と一緒にほかの数値もぴょこっと下がっちゃったことです。たしかに尿酸値が高く通風が起こりやすい状態って腎臓の機能もアレらしいのでそこでいろんなものが体にたまりやすいとは聞いていました。それが尿酸値が下がったことで結構ドバドバと流れ出ている感じなんだと思います。まあ当然ながら食生活はかなり変えていますがね。あと、もう1つ変わったのがお酒の味わい。実は治療を始める前の1年くらいはちょっと飲んだら変な酔っぱらい方をしたり、少量で気分が悪くなったりを繰り返していました。ところが最近はそういうのはなく、お酒を飲んでも素直に美味いと思えるようになってきています。あれ、尿酸で相当いろんなもんにダメージが行ってたんだな、と思いました。
○枇杷酒2021
近所の枇杷の大木から毎年枇杷の実を貰って枇杷酒を漬けているんですが、ここ2年分の早漬け酒が大量に余ってることもあり、今年の分は長期浸漬で味をしっかり出そうという作戦に切り替えています。また、昨年は果実酒用ブランデーをベースにしたのですが、今年は例年に立ち返ってホワイトラムベースに。というのも、ブランデーをベースにするとブランデーの味が先行してしまい、元々香りも風味も梅みたいなパンチがない枇杷の場合、ブランデーに負けてしまうんですよね。まあでもブランデーで漬けた奴はそれはそれでカクテルみたいな味わいにはなるんですが、ジンやラムをベースにした奴と比べるとやっぱり枇杷っぽさが欠けます。また、今年は例年と違いあのクソ大木の背を切り下げる剪定作業も手伝ったんですが、その際にゲットした高所にある完熟のデカい実を大量にゲットできています。だからいつもより甘い実が多いはず、なんですよねえ。とりあえず味見できるのは4か月後、実際に飲めるのは2年後くらいなので、それまで楽しみに放置するつもりです。実は半年くらいで抜いたほうがいいみたいです。
○枇杷の苗2021
で、ついでに枇杷ジャムを今年も作ったので、余った種から15個を選別して発芽させています。去年と違って今年は10個をバーミキュライトをベースにした発芽床で、5つを不織布ってか使い終わったマスクを切り刻んだ発芽床でそれぞれ水耕方式で発芽させています。今のところ播種して4日目くらいなんですが、昨年と違って既にいくつか発根している奴があって驚きです。去年は発根するまでに10日くらい掛かってたんで気温の差はデカいですね。あと、今年観察していて気付いたのですが、全体的に緑色になって光合成を始めてからは、昼間の光合成で栄養を作って夜に根を伸ばしている感じですね。まあ植物の生理を考えるとそれがものすごく妥当なのは分かります。今年はこの15個から最後は5個以下に選別し、自宅の分は2つ、あとはゲリラ的にちょっとアカンところに植えてやるつもりです。とりあえず最初の葉が出てくるまではバーミキュライトで育て、1枚目の葉が出たところで育苗ポッドかなあ。 |
VOL1091:2021年06月07日 |
○MINOLTA AF50mmF1.4(OLD)
会社の上司の父上が先月身罷られまして、その際の遺品分けとしてミノルタのカメラ関係のモノが大量に出てきたので一部を引き取ることにしました。とりあえずレンズ3本を譲り受けたのですが、その3本というのがAF50mmF1.4、AF28mmF2.8、xi
ZOOM 28-105mm。うちAF50/1.4についてはレンズは健全ながら絞りが油で粘っていたものの、これは簡単な清掃で復帰して一安心でした。で、さっそくこの週末に地元の緑地で試写しにいってきたのですが、いやまあこれがハンパなく映るのなんの。エレメント自体はNewMD50mmF1.4と同じなので写りの傾向も似てるはずなんですが、絞り形状の違いのせいか、開放での後ボケの描写がかなり違っていました。どっちかというとMDロッコール50mmF1.4の49mmφバージョンに近い感じです。色については正直デジカメなので論ずる論点がズレるんでパス。AF28mmF2.8はまだ試写していませんがこっちも楽しみです。
で、28-105mmですが、こいつはLA-EA4経由ではα7II、NEX-5Rとも動きませんでした。そもそもレンズを認識しないので色々詰んでます。24-85mmも持ってて正直なところ描写はこっちのほうが上。だもんで、お蔵入りかなあ。パワーズームにパワーMFで使い勝手悪いですしね。これについてきたモノの中にド珍品があったので驚きました。SR-T101やXE、XD時代のミノルタ純正のステップアップリングです。おそらく上司の御爺様が使われていたものらしい、とのこと。しかも恐ろしいことに元箱まで残ってやがります。あんなド珍品初めてみましたよ。AF28/2.8とNMD28/2.8にそれぞれつけっぱなしにして、55mmφなMD28/2.8のフードを付けるのに利用しようと思っています。
○枯れた技術をバカにする人たち
中途半端に科学技術を知り中途半端な知識を得てる人たちって、時たまヘンなことを言い出すから笑ってしまいます。最近あったのはJR東海の周波数変換所の話。東海道新幹線って開業当初から全線60Hz給電なんですが、その理由が当時の0系新幹線の構造で50/60Hz車上切り替え対応で作っちゃうと車両調達コストがバカにならず、山陽新幹線も含め走行距離が長く電力的にも有利な60Hzに合わせてるほうが経済的というものでした。で、じゃあ50Hz電源をどうやって60Hzに変換してるのかというと、超巨大なMGを複数並べて同期運転させています。ところが昨今のインバーター技術の発展もあり、通常の安定状態であればMGで供給するよりインバーターで供給したほうが効率がいいということから、西相模の周波数変換所に残っていたMGを廃止してインバーター化するそうです。これについて「まだいまどき馬鹿でかいモーターで馬鹿でかい発電機回してんのwww馬鹿じゃねwww」とか言ってる人がいたわけですよ。まあそういうあんたが無知さらけ出してるだけなんですが。
実際のプレスリリースにもあるんですが、定格状態からの突発的な過負荷が掛かった時のために、別の変換所にはちゃんとMGを残しています。突発的な過負荷というのは殆ど地絡なんですが、地絡で大電流が流れた場合、電源がインバーターだけだと半導体の容量を超える電流が流れると電流を一定するため出力電圧を下げます。これを垂下というんですが、当然延々垂下させ続ければ停電します。ところがMGの場合、短時間であれば定格の倍くらいを一時的に流してもとりあえずどうにかなることが多いです。これを短絡電流というんですが、短絡電流が必要になったときのバックアップとしてMGを機能させている、ということです。また、MGは1機で大電流を出力できます。一方でインバーターの場合は1ユニットあたりの出せる電力量なんて知れてますので、大容量化させるには大量のスタックを並列化させて同期させねばなりません。あと、MGは設置した後のライフが結構長いんですが、半導体は持って10年くらいとか、それぞれ短所長所があるってことを知り、プレスリリースもよく読んでから批判しないと駄目っていう例でした。
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