Weekly Collumn 
 
VOL1060:2020年10月26日:だから野生生物へ餌付けするなって
○熊森協会とかいうヴァカの集団
 今年は例年になく山の木の実の出来が悪いせいか、各地で食糧争奪戦に負けたクマが人里に現れては人間と接触し、場合によってはスーパーの倉庫などに潜り込んで食料を食い荒らす事態になっています。当然、そうなると人間から駆除されてしまうわけですが、それも仕方のない自然の厳しさ。ところが熊森協会とかいう愛護と自己満足をはき違えたキチガイ集団が何を考えたのか、人里の食い物を杉林など人間が普通に活動する山林の中にガンガン運んでは放置していることをドヤ顔で呟いててびっくりしました。そういうのって単純に餌付けになってしまうので、それで人の食い物の味、特にカキのように大昔に人が作物化して自然にはない果物などを教えてしまった場合、その匂いにつられて必ず人里に現れるようになります。さらに不幸の連鎖を呼ぶというのに、多分彼らは「自分たちはいいことしてるので自分たちが正しい」と思いこんでるんだろうけど、野良猫に餌付けしちゃうヴァカどもといい、なんでこう愛護と自己満足をはき違えてしまうのかなと思った次第で。

○バカは射殺されるまで治らないかもしれない
 そんな話と近い話なんですが、なにやら鬼滅の刃が流行ってからこのかた、山林の中に亥之助のコスプレをして入り込んで撮影しているアホなレイヤーが少なからずいると聞いて、実はかなり驚いています。まず、その辺の山林ですが、国有林については林野庁に、民有林については所有者に入山許可を得る必要があります。ちなみに我々ハンターですが、ソロの人はともかくとして、私みたいに猟友会に入ってると会からその関係各所にメンバー表を出してくれていて「こういうメンバーの誰かが猟で入山するのでよろしく。」という感じで許可貰っています。また、これについてですが、なんらしかの作業などが発生した場合は「銃猟での入山はダメ」ってお達しもあります。そういう手続きを踏まず、イノシシの被り物なんかをして猟期に入山してしまった場合、冗談抜きでイノシシに誤認されて射殺される事故の原因になります。手続きがなされていれば銃猟でのハンターは申請日には入山NGが出される上に所有者から会を通じてハンターにも周知されますので、当然危険性は大きく下がります。山林は自由に出入りできる場所じゃないということは若干覚えておいてもらいたいですね。
#ちなみにオフロードバイクで入り込むエリアに関しても実は私は狩猟で入山許可持ってるので県南東部はそこそこ入り放題だったり……

○MD ROKKOR 50mmF1.4
 結構前にX-500とセットで手に入れていてボディは腐ってたけどレンズは状態がよかったので実用として運用していますが、実はまだフィルムでは撮っていません。でまあ、α7IIではちらちらと撮っています。F1.4だとAutoROKKOR58mmF1.4、MC ROKKOR-PF58mmF1.4、MC ROKKOR-PG50mmF1.4、MD ROKKOR 50mmF1.4、NewMD50mmF1.4と持っているんですが、なんだかんだと撮り比べてみて思ったのが、後ボケを含めたアガリでいうと一番のお気に入りはやっぱりMC ROKKOR-PF 58mmF1.4となりそうです。ただ、X-700やX-500のアキュートマットにおいてはMD ROKKOR 50mmF1.4が一番ピンが合わせやすい感じです。α7IIだと結構派手にコマ収差が見えちゃうんですがねえ……。
VOL1059:2020年10月19日:技術の進歩はすごいねえ
○イヤホンが壊れたので買い換えた
 長年、SO-01Cからなのでほんとに長年使っていたELECOMのBTイヤホンのカナルを紛失するという体たらくで使えなくなり、仕方がなくこの際なんでBTイヤホンを新たに買いました。といっても外で聞く分には環境音があるしってんでそこまで温室にはこだわらずテキトーに選んだのが、SONYのWI-C310でした。お値段4000円ちょっとだったかな。でまあ、音質はそれほど期待していなかったのですが、いやまあこれが結構ないい音質でまず驚きました。また、ノイズキャンセルはついてないはずなんだけど防音性は結構優秀でして、ちょっと離れたところから声を掛けられたらまったく気づきません。前のELECOMの奴と変わらない値段なんだけどなあ。いやー特に期待せず買っていいものだったのでなかなか満足です。

○セローのリアサスが抜けた件
 先週のことなんですが、リアサスがギシギシ言うのでちょっとばらそうとしてみたんですが、外装を引っぺがして後輪を外した段階でリアサスユニットが油まみれになってるのを発見してしまいました。いや去年やってきて前のセローとニコイチにしたときから怪しかったんですが、とうとうトドメを差してしまったようです。というのも、月に1〜2回今年に入ってから順調にセローでお山に行ってるわけですが、体がかなり慣れてきて飛ばせるところは結構ハイペースで飛ばしています。中には溝を踏み越えたり軽くジャンプで飛び越すところもありまして、その乗り越しや着地で結構フルボトムしてるんですよ。そこで某社にオーバーホールの見積もりを取ってみたのですがお値段ざっくり2.5万くらいです。となると浮上してくるのが250ファイナルへの乗り換えなんですよねえ。なんせ4JGセロー、私のLtdEdtionは96年式なので25年落ちです。1996年から25年前と言うと1971年、昭和46年ですからねえ。そう考えると結構な骨董品になりつつあるんです。この間もチャージコイルがくたばって停まってますし、さてはてどうするか考えどころです。

○ポッピンQ
 劇場に見に行けなかったのもあり、映像ソフトを手に入れてやっとこさ今更見たのですが、これがなかなかの良作で2018年の公開時に話題にならなかったのかが謎ってくらいよくできていました。あのころは劇場に足を向ける余裕なんてなかったなあ……。あったら多分何度も通い詰めてたと思います。で、やっぱ話のキーがダンスなんでダンスシーンがそこそこ出てくるんですが、これがもうどう見てもプリキュアのエンディングとかアニメのアイマスのダンスシーンとかそんな感じ。後で調べてみたらちゃんとダンスはモーションアクターがいてそのアクターのダンスをキャラクターの動きに変換しているそうです。そりゃー人間が踊れる踊りをやってるわけだ。で、この作品、どうやら続編の計画があるそうです。既に高校生編の短編集はクラウドファウンディングのリターン品として配られているとのことなのですが、クラファンの反響が良かったので、続編の映像化を計画しているとか。もし作ってくれるのなら話は結構込み入りそうな感じもあるのでTVシリーズで作って欲しいなあとか思います。

○GoToトラベル
 母親が熱海の病院へ定期検診に行くのにGoToトラベルを利用させてもらいました。定宿にしてるKKR熱海がGoTo対象なので前々日くらいに予約してみたら1名様でもOKでWebからの予約でサクサクと完了しました。いやーよかったよかった。で、この件ですが、主に野党側が政治家のくせに事業の趣旨をよく理解せずにあほみたいな因縁をつけてて笑ってしまいました。これ、一般市民を旅行に行かせる割引施策ではなく、お金を落とせる人が旅行に行くことによって観光関連事業にお金を落としてもらうことが目的です。だのに野党は一般市民がウンタラカンタラと筋違いの文句をたらたら垂れてて情けない限りです。しかもこの観光関連業者って奴は別に宿泊業や観光施設だけではありません。観光で成り立っている地域は一次産業から製造業、サービス業に至るまで、基本的に観光客が来て消費することで経済が成り立っています。だからそういうところの経済をぶん回すことが目的なんです。クーポンも旅行に行った先でないと使えないのはそういうことです。事業の趣旨を理解せず筋違いのクレームをつけてると「こいつ本当に勉強してないな」と思われますよ。
VOL1058:2020年10月04日:行政の設置したかんばん
○行政の設置したかんばんの話
 別件で書くんですが、今年に入ってから治療方針が変わった副鼻腔炎etcの治療が結構当たっていて体調がかなり改善しています。で、暑さがマシになってきたのでオフロード遊びで遊べる時間もだんだんと長くなってきていて、土曜は10時くらいから15時くらいまでフィールドをうろうろしながら遊んでいました。といっても基本な能勢エリアばっかりですけどね。で、DT200WRのころはよく通ったけどそういや15年以上通ってなかったよなっていうダートに最後に寄ってみたのですが、そこには以前から設置されてる猪名川町の謎かんばんがあります。曰く、そのダートは昔の丹州街道の慣れの果てだというもの。最近は古い道とかを結構調べている都合もあり、また周辺の地形とかもあって若干おかしいとも思ったのですが、考察していると色々と見えてきます。
 明智光秀が本能寺を攻めたころ、当時の丹波方面への街道の1つは現在のR173ルートではなく、三草山の才の神峠を通るルートだったそうです。峠を降り槻並から今の兵庫県道12号線、いわゆる篠山街道に合流していました。ところが才の神ルートって道が細くて曲がりくねってる上に勾配もかなりエグく、時代が下ると見捨てられ、山の上の区間は長いけど勾配がマシな大阪府道603号線のルートに変遷します。さらに時代が下ると府道603号の一部は利用しつつ道の駅能勢の300mくらい南で国道173号線のルートと被るルートとなるわけです。ちなみにその府道603号のルート、府道になるときに今の車道に変遷していますがもちろん登山道状態の旧道が残存していまして、当時の丹州街道ってか能勢街道はそっちになります。いやースゴいですねえ、ちゃんと残ってるのが凄いです。

○EAT療法
 副鼻腔炎ってか鼻と喉が弱い件ですが、実は今年に入ってから治療方針が結構変わって来ていまして、とにかく抗生物質を最低限に抑えられないかって方向になって来ています。現職に転職して鬱病が相当改善されて睡眠もかなり良くなったことも効いてはいるんですが、そんなこんなで鼻炎と咽頭炎が減ったことにより体調もかなり改善されています。で、最近やり始めたのがEAT治療とか言う奴です。私みたいに慢性化してる副鼻腔炎や咽頭炎の場合、原因が良く分からんってことが多いらしいんです。でも薬品で喉の奥や鼻の奥を定期的に刺激してやるとなぜか良くなるというのが最近分かってきたらしく、そういう治療を受けています。これ、保険で受けられて通常の診療点数内でイケるそうです。実際に咽頭炎で熱出すことが減りましたし、多少痛くなっても2日くらいでケロっと治ることが増えたので、なかなかいいかもしれません。

○電ドラボールのその後
 1週間ほど会社で使ってみました。結論から言うと「すっげー便利!」の一言です。仕事で使う目的なら本当に便利で、会社に置いていると他の部署のメンバーなんかも試用させてくれという感じで来たり、他部署のリーダーが「仕事で使えるかも」といって商品を探しにいったりで、なかなかアレな状況になっています。締め付けトルクは1Nでそこそこパワフルなので、締めすぎないようにある程度加減するコツを覚えないとダメです。また、パワフルなんで結構力強く回るのでちゃんとモノを抑えて回さないと供回りしちゃいます。一方でテメーが締めたネジは基本ちゃんと緩めることができますので、開け閉めが頻繁にある箇所だと結構使えますね。というわけでバイク整備で外装を外すのに使えそうなので家庭用にもう1本買うつもりです。
VOL1057:2020年09月28日:電ドラボール
○電ドラボール
 なんかアニメに出てくる必殺技みたいな名前ですが、実はこれ半年くらい前にVesselが売り出した新商品です。電工ドライバーの形をしてるんですが6mmHEXの差し込みのビットが使える電動ドライバーになっていて2kgくらいのトルクを発揮するというもの。充電はmicroUSBのType-Bです。これの何がスグレものかというと、電動で早回しした後にそのまま本締めが出来る点です。もちろん逆も可能で、トルクを手で抜いてから電動で早回しで抜くことができます。現在、仕事で端子台を大量に開けたり閉めたりすることがあるんですが、その作業は古いAC100Vの電動ドライバーでやってます。が、さすがに重さがアレでスカタンこいたら製品に傷が入っちゃうのもあり色々考えてたんですが、電ドラボールが使えればなーと思って買ってみました。使えそうだったらそのまま会社に置いとく予定です。

○故・中曽根元総理の国葬について
 なんかまたパヨクさんたちが中曽根さんの国葬について、国費で9000万も出すのはもったいなくてそれだったら貧困層にばら撒けばウンタラと寝言を吠えています。これですが、まず国葬なので中曽根家の葬儀とは別物です。また、国葬というのはまあいわば国の儀式みたいなもので、中曽根元総理は大勲位を得ていて長年にわたり総理も経験していますから、国葬をやる=利害が対立する国家のエラい人も弔問に来るので外交上の大イベントとなる、というのもあります。それを9000万かそこらで用意できて実行できるってある意味ものすごくラッキーなんですよ。パヨクさんたちがなぜ普通の左翼さんと違ってパヨクwwwと揶揄されるのかというと、こういう重要な国家戦略や戦術についての知見がなく、その場の感情だけで国家の大事を左右することまで感情論だけでワーワー騒いじゃうからです。

○こういうPCじゃなあ
 父親が使わなくなったからとDELLのinspiron R15とやらいうクソデカノートを会社用にしようと色々触ってたんですが、触っててとにかくブートが死ぬほど遅いってのがまず致命的だなと思った次第。なんでこんなに起動が遅いねんって思って調べてると、どうもMSのOne Driveに初期設定で自動的に同期取ろうとしているみたいで、それ以外でも頻繁にMicrosoftのアカウントを使ってMSにログインしようと試みています。つまり、バックグラウンドで無駄なことを散々やらかしてるので起動が遅い上に動きももっさりしている、ということが分かりました。親父は初期設定に戻したとかいってたけど結局何も戻ってなかったし、かといってDELLのリカバリーって最初にディスク作ってないと全く役に立たないしで、いやはや結構困りました。最終的には新しいSSDを用意してそこへWindows10をクリーンインストールする予定です。しかしこういうノート、スペックだけみて値段で親が購入して子供に買い与えたりした場合、ブートに時間がかかったり動き始めてももっさりしていたりで、子供たちにとって「やっぱりパソコンは使いづらい面倒なもの」ってなっちゃうかもしれませんね。慣れてる私ですらキレてるんですからねえ。

○枇杷の苗その後
 枇杷の苗ですが、最初に目が出た1号は非常に元気にもさもさになってきています。で、発芽用ポットのままだとさすがに根張りがきつすぎてどうにもならなくなってきたのもあり、やっとこさ20Lクラスの植木鉢に植え替えました。これで2〜3年くらい育ててキツくなってきたら果樹用にしますかねえ。なんか100Lクラスの果樹用の鉢ってのが最近売ってるんですよ。で、8月後半になってから目が出た2号ですが、こちらは小さな苗ながらちゃんと育っています。こっちはもしかしたら温室を用意してあげないとダメかも。とりあえずある程度デカくなったら基本的に水やりしてるだけでガンガン育つとは聞いていましたが、高温障害でやられてしまったりと、案外その「ほってたら育つ」にたどり着くのが大変でした。また来年もいくつか発芽させてみようと思います。
VOL1056:2020年09月20日:今度はホーンかよコノヤロー
○K11、今度はホーンが壊れる
 詳細はHTMLで解説を用意したのでそっちを参考にしてください。で、これなんですが、実は実際にトラブルが発生してから応急処置、情報収集、実際の対処まで10日くらいかけています。症状自体は今月の初旬からきづいていたんですが、そのときはハンドルの操作ミスだと思っていました。が、3回目くらいから「これは多分電装系のトラブルだぞ」という確信になりまずホーンの配線を引っこ抜きました。その時点で電装図をみたりGoogleで情報収集したりしたのですが、K11の場合どうもホーンはホーン単独でテーピングで処理されているので配線によるトラブルが少ないこと、ハンドル内のスイッチの構造がバカすぎてそれが原因でなりっぱなしになるトラブルは同世代の日産車に頻発していること、などは出てきました。その時点では実は予備のMOMOを付けるつもり満々だったのですが、実際にハンドルからエアバッグを外して中を見てみると「これはプラワッシャとブッシュをねつ造すればどうにでもなるぞ」となり、DIY修理となりました。案外簡単です。特に修理業者さんだとハンドルAssy交換だったりスイッチ増設だったりしなくて済むので、あの方法はマジでおすすめです。

○天候が良くて四連休だからってさぁ
 で、本日は御日柄もy……じゃなくて天候がよく体調もかなりいいのもあり、朝早めに起きていつもの散歩道こと美山の道の駅から周山街道、福井県道16号で高浜に行ってました。久々にのぶ幸のかつ丼が食いたかったわけですが、結果的にのぶ幸が月曜定休日で食えませんでした。で、さすが交通安全週間初日ですね。ルート中トータル4か所もネズミ取りしてやがりました。なによりスゴかったのは京北警察ってか南丹警察。往路は京都府道19号の美山の集落入口で北行狙い、R168に入ると鶴ヶ岡の駐在前で南行、さらに亀太郎から北にちょっといった新旧分離のところで北行と、合計3か所もやってやがりました。片方やってるからまあ大丈夫と油断させる二段構えが凄いなあ、と。私のほうはというと「こんなこともあろうかと」とその辺は全部警戒していてセーフでしたし、多分二輪車狙いなんでしょうが捕まってる間抜けは私が見た限りいませんでした。まあベテランは捕まらないよねえ、あそこ。

 んで驚いたのが帰り道です。ルート的には帰りも美山の和泉までは周山街道で戻ってきたのですが、これまたいつも通り帰りは丹波大山から旧街道を利用してR173へ抜けるルート。瑞穂さらびきで休憩したあとにR173を南下していたところ、いやまあ道の駅能勢へ入ろうとする車が大渋滞していました。私はまず南行で遭遇したのですが、南行ですら右折レーンからはみ出して10台は並んでる感じ。その時点でムリゲーと感じろバカとは思ったのですが、驚きは北行の連中です。道の駅から延々2kmも待機列が続いてるんですよ。まあ後ろの方の人たちはR173を走って北行したくてもできない可哀そうな人たちだったりするわけですが、にしてもあれはネェよ……。帰宅してみてみると各地でもやっぱり車で行ける近距離の行楽地はどこも酷いことになっていたようで、これでコロナが怖いだのなんだの抜かす奴はアホやろとしか思えませんでした。
VOL1055:2020年09月13日:SO-02G、2回目ご臨終
○SO-02Gがまた壊れた件
 や、実際はくたばったわけではなく、またしてもタッチパネルがくたばったというわけです。実は2年半前にも壊れていまして、その際はギリギリ購入後3年未満だったのでリコール交換対象となり、新品となって帰ってきました。んで、結局またくたばったというわけです。ただ今回はタッチパネルの上下端が部分的にくたばっただけでしたので、通知バーが引き出せないとか、バックボタンetcが誤作動するとか、実害的にはその程度。だもんで、XZ1cの入れ替え名義でXPERIA 10IIを手に入れたんですが、Z3cの代替えとして10IIを投入しつつ、地図を使うときはZ3cを持ち出すみたいな使い方になると思います。10IIへは地図としてはNAVITIMEを入れる予定ですしね。

 で、そのXPERIA10II、触っていて若干いくつか不満が。まず1点目、今までの機種と違ってMVNOでのAPNの設定に若干コツがいりました。普通に設定してもまともにAPN設定が通らないってのが結構アレでした。2点目は結構申告で、なにやらSONYはXPERIA 5からPOBoxPulsを廃止しているようですね。で、Google純正のよくわからない日本語入力に変わっていたのですが、いやまあこいつが予想通り使いにくいのなんの。で、ムカついたのでXZ1CのアレからあーしてこーしてゲフンゲフンしてAPKを生み出し、あのソフトを使ってゲフンゲフンしてPOBoxPuls突っ込んでしまいました。ただまあ、さすがにこの手段でAPK突っ込んだらキセカエキーボードが使えないってのは大穴でしたが、それでも日本語入力がPOBoxPulsに替えられたのはラッキー。あとは最低限よく使うアプリを整え、要らないアプリはリストラし、HomeをADW EXに切り替えてとりあえず使える用にはなったかな。

○プロパガンダをプロスポーツに持ち込むな
 某テニス選手といい某プロレーサーといい、なんで自分のプロパガンダをプロスポーツに持ち込んで主張し、その手段が罷り通ると考えてるのか理解に苦しみます。主張がしたければ自分自身の力で主張を繰り広げられる場所を用意すればいいだけで、競技と言う場に持ち込み主張し、自分の主張に賛同しないものには猛烈な嫌味を浴びせるのはプロとして失格だと思うんですよ。いくら競技者として強くてもプロとしてはゴミ以下です。勝てばいいんだったらもっと別の道を歩むべきです。

 で、この例の運動ですが、ずっと嫌悪感があるのがなぜかと思って考えていたんですが、私が子供のころにガチで遭遇した某解放同盟による暴動行為でした。母の同級生の家に遊びにいってんですが、どうもそこの次子が学校で某アレな地域の児童とトラブルになり、その児童のやった悪いことについて「悪いことは悪いから謝れ」とやったらしいんです。が、それについて相手児童側は「ことの是非はともかく俺らの地域に対してこういうことをやるのはあいつが差別意識をもってるからだ」と因縁をつけ、その因縁をさらに1万倍くらいに拡大して集落全体で燃え上がり、若手集が雁首揃えて全員で投石しにやってきた、というわけです。そして運悪くその投石実施日にその家に私が居合わせてしまった、と。その時に彼らがハンドマイクで怒鳴り散らしていた理論と例の運動に関連する理論のコネかたが全く同じなんですよ。今までやられて多分オメーらには倍返しでも生ぬるいので、やられてた分だけ徹底的に自由にやらせてもらう、という奴です。日本の場合、それが行き過ぎた結果、色々な言葉狩りが行われたりしたのは記憶に新しいと思います。そしてアメリカがいまそうなろうとしているわけですよ。違和感しかありませんよ、まったく。
VOL1054:2020年09月06日:セローさん直った
○セローさん直っちゃった
 まあ、予想通りといえばそれまでなのですが、ステーターコイルAssy交換で簡単に治りやがりました。まあ直ってくれたのでまだまだセローは走り続けられるんです。で、実際にじゃあ250に乗り換える気はあったのかと言われると、確かにファイナルセローは魅力的ではあるんですが、今の使い方だと正直XT225Wのほうがあってるんです。というのもまず250は重い!最近の近所のフィールドはガレてるところが増えてるので出来るだけ車体は軽い方が楽なんです。あとはハンドルのキレ角とか、遊ぶときの挙動とかですね。だもんで、XT225Wセローはまだ当面乗り続ける予定です。壊れたら壊れたときに考えますかねえ。

○USBケーブルが原因かよくそー
 以前からPCとスマートフォンやタブレットを繋いだ時のストレージの挙動がおかしくて色々困ってたんですが、ふと思いついてケーブルを変えてみたところ、一発で解消されるという事案がありました。いやね、実はこれα7IIを買ったときから困ってた奴なので、おいおい1年半ごしかよって奴です。実際にはケーブルというよりもTypeBとTypeCを変換してるELECOMのアダプターが原因っぽいんですがねえ。現在は一部のスパイラルコードを除いてほとんどセリアやダイソーのケーブルを使ってるんですが、これをそのうち千石通商などで売ってるちゃんとしたケーブルに置き換えていく予定です。ケーブルでがらっと変わるのすっかり忘れていました。

○レベル変換回路
 ちょっとわけありで0〜5Vの矩形波を最終的に-12〜+24Vの矩形波にする回路を作る必要があり、実は仕事の合間合間で結構頭抱えてるんですよ。で、最初は発振した奴をOPアンプでひっかけて-12〜+12Vにし(それを使うこともあるので仕様に入ってる)、さらに一部では必要になる-12〜+24Vに変換するというものです。また、-12〜+24Vに関しては電流量も20mAくらい取れる必要があったので、まあ色々苦労しましたよ。当初、PNPトランジスタを使ってハイサイドスイッチにしていたんですが、ベースからOPアンプへ流れ込む電流量が過大になり断念。そのあと色々と試行錯誤してみたところ、上司からトランジスタをNPNに替え、プルダウン抵抗とOPアンプからの制限抵抗の間に1本ツェナー入れるといいんじゃないかという提案があって試したところ、そりゃもう笑えるくらい綺麗に成功しました。あとから駆動原理とかも理解できてスッキリしましたよ。あとはこいつをユニバーサルで組んでいくだけとなりました。
VOL1053:2020年08月31日:セローさん壊れた
○セローさんがぶっ壊れた日
 土曜日。あまりにも昼間暑いので朝早くダートに行って午前中には帰宅するつもりでAM6時半に出撃、1本目の林道の近くのコンビニで朝飯食って2本走り、3本目の林道を抜け、4本目へ向かってる途中に突然止まっちゃいました。しかも舗装された某林道のド真ん中で。あーはいはいアレですねって感じで車載工具を取り出してプラグ抜いて火花を確認したらyやっぱり飛んでません。てことで「多分4JGセロー定番のチャージコイル死亡だな」と判断してがっくりしました。死ぬ気でセローを押して峠を登って国道に出て保険会社のロードサービスでバイク屋まで運び込んだわけですが、バイク屋の予備品のCDIに変えてもダメ、抵抗値の低いプラグに変えると弱弱しく火花が出る、というところでほぼコイル死亡で確定でした。というわけで修理依頼をしています。さてはてコイル交換で直ってくれればいいんですがねえ。え?直らなければ?そりゃーまあアレですよ、あれwww

○生兵法は怪我の元。
 なんかこう、それなりにカメラやパソコンを触ってて腕にヘンに覚えのある人たちがたまにバイクや車の電装を触ってどうにかしようとしちゃうわけですが、話を聞いてると大抵が生兵法でバンザイ・アタックかましてて頭を抱える羽目になります。今回もそんな話が1件流れてきたんですが、海外製の水冷スクーターの冷却ポンプが電動らしく、それの駆動シークエンスを変えるのがウンタラカンタラと。何をどうしたいのかの意図も伝わらない上に、作業してほしい車輛のサービスマニュアルもなければ電装配線図も用意していないのに「何か手を考えてくれ」って言われても、さすがに無理。しかも海外車だから電装の創りがかなり雑なことが多く、どこにどんな地雷が埋まってるかもわからないので、正直マジでやりたくない案件です。なんというか電装系とかあまりにもライトにモノを考えすぎな人がいて結構びっくりです。

○LEDウィンカーとインジケーター
 あとで電装の説明でちょっとまとめてみるつもりですが、セローなど「ウィンカー・インジケーターが球1つ」の車種の場合、実はウィンカーの左右のVcc線を繋ぐようにインジケーター球がわたっています。ちょっと電気をかじった人なら「じゃあそれだと反対側も光るんじゃないのか」ってなるんですが、これが実に上手に考えられていましてですね。ウィンカーの配線についてリレーやスイッチを省略して等価的に書き換え、電球を抵抗とみなして考えると下図のようになります。点灯しない側のウィンカーはその上流にインジケーターがいるため、インジケーターに掛かる分圧がデカいのでウィンカー球自体は店頭に必要な電圧が得られないから光らない、というわけです。ですから、ウィンカーをLEDに替えリレーをICリレーに変えたとしても、インジケーターがノーマルのままだとどっちにスイッチを入れても左右とも光りっぱなしになるわけです。ちなみに回路の乗数は4JGセローでの実例です。
 

VOL1052:2020年08月24日:やっと終わったぜ
○リコー ハイカラー35Sの試写
 やっとこさハイカラー35Sの試写が終わりました。期限切れのカラーネガでの試写結果というのを差し引いてもよく映るカメラです。実際に1か月かけて1本撮りきっておもったことは、まずスナップレベルで接写をしなければ目測でイナフってことです。これは普段から撮影時に距離を見て距離感覚を掴んでいるというのもあります。ので、銀塩カメラ初心者が手を出すのはやめたほうがいいですが、ベテランならピントは問題ないです。次に、シャッター速度が1/300までしか出ない都合上、真夏のドッピーカンだと完全に露出オーバーになりがちです。また、CdSの位置の関係もあり、結構空やハイライトに引っ張られて目的の被写体がアンダーってことはありますね。その辺の癖を覚えておいて撮影で補正できるベテラン向けと言うことです。
 一方でよかった点。まず先に書いてる通り、ピント合わせは案外楽勝です。松竹梅でクリックがあるとともに距離がちゃんと書いてあるので、おおよその距離からざっくり合わせればOKです。また、基本晴天昼間は1/300に固定しっぱなしになると思うんですが、それだとほぼ絞りきられるようなEE制御になるので絞って絞ってナンボになります。だから多少のズレも大した問題じゃなくなります。レンズは結構シャープで、3kmくらいさきのビルの窓が1つ1つちゃんと解像されます。色も名前の通りちゃんとカラーネガに振られた調整がなされているので色も非常に優秀です。とりあえず欲しい人がいたら8000円くらいで放り出しますけどねえ。

○マンガ家先生と座敷わらし
 いやー久々にドストライクでした。座敷わらしちゃんのタッパを必要以上に小さく書きすぎじゃねぇかってところは置いといて、いやもう言葉が交わせないってのと、漫画家さんが気づいてないフリをして頑張ってるってところで、いやもう早くどうにかなっちまえお前らと思いながら4冊一気読みしました。実は私は昔はそこそこ見えるほうでした。おかげでまーいらんもん見えましたし、今も暗いところは気配があるので苦手です。そんな子供のころ、既に貸してなくてただの倉庫として使っていた借家によく折檻で紐で括りつけられて一晩放置されるということを母親にやられたわけですが、そこで座敷童の慣れの果てみたいなのと出会うことになります。私があの暗闇が怖いと感じた理由は正解でして、あの建物、座敷童の慣れの果て以外に便所神の慣れの果てみたいなのもがいて、そっちが結構ヤバい祟り神状態になりつつあったみたいです。座敷童の慣れの果てはそいつが私の方に来ないようにしてくれていたようでした。4年生くらいになって閉じ込められなくなったころ、学校の上履きを洗うの忘れて土曜の夜中にピーピー言いながら外水道で洗ってたら、あの成れの果てにおちょくられたりしたのも懐かしいなと。この霊感ってか見鬼については年を経るごとに弱って行って成人するころには存在が感じられるレベルにまでなっていました。しかし、ヤバいところが分かるので足を踏み入れなくて済み続けてきたのはありがたいことです。

○撮影趣味と行動
 昨今、撮り鉄がやたら目立つので撮り鉄の悪行三昧がtwitterなどでよく取り上げられています。全体的に年齢層が低かったり、低い年齢層がネットで発する言動がこれまた自分勝手極まりなく違法性が高かったり、それをまた年長者がやってて子供たちがそれをまねてるってのが大体叩かれる理由ですね。でもね、実際のところ私がメインとしてる花撮りの現場でも結構アレな人が多いんです。特に目立つのが桜、蓮、コスモス、彼岸花、紅葉ですね。蓮やコスモスで共通するのは「みずみずしく見せるために霧吹きで水を掛ける」行為です。これをやるとその後花がしおれます。また、蓮の場合は撮影後に上から大量の水を掛けていく人もいますが、それも花がそのまま散ってしまうのを目的としています。彼岸花やコスモスだと撮った後に花を折ってしまう人もいます。散らせたり折ったりというのは「後から同じ花を撮れなくする」のが目的ですね。で、桜や紅葉で多いのは枝葉を揺すったりして花や葉を散らせたり、折ったりしちゃう人。これは一般の方が多いです。まあこんな感じで悪行三昧が色々出てくるわけですが、撮り鉄と違うのは花撮りの現場でエゲツないことをしてるのがほとんど50代以上の中高年層オンリーということです。それも結構地位や収入があっていい暮らしをしてる人たちが「昔からこれが常識」としてやっちまうわけですよ。一般者に邪魔だと怒号を浴びせたり、他の人の三脚にけりを入れたりとかもね。それが問題になって一度は撮影者が締め出された現場もあるんだから、そろそろいい加減そういうのやめようよって思うんですよね。
VOL1051:2020年08月17日:法解釈って難しいんだよ
○すり抜けと道交法
 渋滞が発生する時期になると二輪のすり抜けに対して「すり抜けは違法」を主張する人たちがたくさん出てきて二輪車へのヘイト論へと繋がるわけなんですが、ここ実はグレーゾーンだったりします。基本的に警察にしても裁判所にしても「クロじゃなきゃとりあえず罪には問わない」という法解釈運用をしています。一方ですり抜けは違法と言いたがる人は「シロじゃなければ全部違法」という論調の人たちで、実際の法運用と真逆の考え方をしています。で、実際に警察官に何度か聞いてみたのですが、法運用としては「高速道の路肩走行や一般道の歩道走行でのすり抜けは黒」「車輛と車輛の間を点線のところですり抜けるのは黒ではない」「黄線と白実線に関しては完全停止車輛に対してなら黒ではない」という回答でした。つまり、実際にすり抜けで黒になるのは「動いてる車輛」に対して「黄線区間ですり抜け」をやった場合のみとなります。ここで大事なのは「クロである」かどうかであって「シロである」かどうかではないということです。黒じゃなければ取締しませんよ、という運用であることには十分注意しないとダメです。そこが分からない人が中途半端に法律論を振りかざすのは格好悪いですよ。

 で、この状況でよくあるのが渋滞中の車線変更で後ろからきたバイクとぶつかる事故です。実は基本的に車線変更した四輪側が後続車の進路を妨げたとして主因とされるそうです。バイクのすり抜けがなければという人もいるんですが、これが「黄線区間のすり抜け以外は黒ではない」という運用により、それ以外の区間では基本的に車線変更をした側が重い過失を問われるそうです。また、最近はドラレコの普及もあり、車線変更側が「ウィンカーを点けていた」としてもそのタイミングがどのタイミングだったかを検証可能になっているので、たとえば動き出す直前にウィンカーを出してたとしたらその時点でさらに過失割合増加ドーンになります。法律と警察は「いやちゃんとお前が後みてから動けば事故らんやろ」ってことみたいです。

○バックカメラと後退事故
 リアビューモニターや全周囲モニターが装備された車がどんどん普及していますが、実はそれでも後退中の事故って全然増えてないどころか、普及前よりも増えてるって話が流れてきて正直な感想は「デスヨネーwww」でした。モニターがあるのでモニターしか見ずに後退してくる車が多いんですが、あのカメラの画角って120度かそこいらです。つまり左右30度ずつは死角なんですよ。また、センサーがついてるからとセンサーの警告を過信していてセンサーがない場所(たとえばリアフェンダー前方とか)をぶつける事案も結構あるそうです。で、この辺ですが、よく利用する施設の駐車場で見ているとモニターを過信し、モニターしかみていないので、たとえば後退中のリア外側にいる人をひっかけそうになったとか、ケツは入るけどフェンダーを柱にぶつけた、モニターばっかり見てて前をぶつけた、なんて事例をちょくちょく見ています。モニターがついてても結局最後は自分の目視確認なんですよ。で、最近の車ってプライバシー対策とエアコン対策でやたら窓の小さい車が増えてるのもあり、これがまた後部視界を悪くしていて目視確認をしづらくしています。こういう現代の車輌の構造も考え、ちゃんと目視確認も併用して後退してほしいと思いますね。ちなみにうちのK11は当然そんなものつけてません。要りませんし。

○レア輸入バイクの苦労
 クラカメ界隈ではある意味重鎮扱いされてる某A氏が最近XSR155という東南アジア生産のヤマハ車を購入したのですが、それを見て若いバイク初心者フォロワーが「じゃあホンダの中国生産車を」なんて言い出したので、悪いとは思いつつ全力で止めさせてもらいました。某A氏は自分が気に入らない相手は徹底的にシカトして自分に都合がいいアドバイスしか聞き入れない残念な老害ですし、その気になれば部品とかどうにでも引っ張ろうとする行動力もあるので大丈夫なんですが、そういうバイタリティとか持ってない初心者が国内正規ラインナップにない車輛、しかもホンダ車なんて買ってしまうと、故障時どころか下手すりゃ消耗品の交換の時点で苦労する可能性が高いのが見え見えなんですよね。
 で、なぜに特にホンダが苦労するかという話なんですが、まずホンダが社として非正規輸入車を撲滅することを掲げています。市販大型車の逆輸入は当然のこと、海外生産車やレーサーの並行輸入や非正規逆輸入も撲滅を掲げています。そのため、一昨年くらいから部品を発注するに際しても、たとえば国内モデルの部品で互換できる部品を発注しようとしてもその該当する車輛の車台番号が必要になるので、逆車や並行車の車台番号だと部品販売を断られます。当然、そういう車輛の部品はホンダの共販からは出ません。だもんでインポーターの部品輸入努力に頼らざるを得なくなります。その若い子はカメクラなので「最悪アリババで頼めばいいや」とかかなり甘いことを考えていたのですが、バイクの場合、アリババの部品を付けたら二度と治らない壊れ方をすることも考えられると伝えたら諦めてくれました。外車もふくめ日本の国内正規ラインナップにない車輛はマジで苦労するので本当に熱意がないかぎりは諦めたほうがいいですよ。
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