Weekly Collumn
VOL1050:2020年08月10日:暑さで死にそうになった件
○十津川へツーリング
土曜日、以前から友人のイ・さとハンと約束して十津川にそば食い散らかしに行ってきました。まあ暑さが耐えられないのもあり距離が稼げないので、ルート的にR168の純粋な往復になってしまいました。R168は10年くらい前の台風と大雨で徹底的に崩れてからバイパス化が進んでいるんですが、また今度1本ドデかいトンネルを掘ってバイパスにするみたいです。ダムに新しい橋を架橋していて驚きました。五條〜大塔村はそんなに変わってませんが、大塔村〜十津川〜新宮は完全に道が別モンになってますね。今回は新宮までいかず十津川で帰って来ています。で、帰りに金剛山を降りて外環にはいってから熱波にやられ、帰るまでの間に熱中症で倒れそうになったり。また、道が綺麗になったのもあり、往復のランタイムが合計2時間くらい短くなっていました。大塔村の道の駅で往復とも結構休憩してコレなので、バイパス化ってかなり効いてますね。
○例のバカのポルシェの件
毎回この手の事故が起こるたびに沸いてくるのが「危ない車は売るな」「バカはサーキットに行け」の2つです。が、どちらについてもアホちゃうか寝言は寝ていうもんや、としか言えませんな。
まず前者について。危ないのはドライバーであって道具ではありません。そんな速度が出る危険なものは売ってはダメという理論が成り立つのであれば、世の中にあふれてる情報端末は「子供が犯罪に巻き込まれるかもしれないので子供に持たせてはダメ」だし、無料通信アプリについても同じ理由で使用NGを主張できます。どちらについてもそれを子供に大人が使わせてるのは「自分たちが通信インフラの利用で便利だから危険性は二の次」にしてるだけで、極めてダブルスタンダードな物言いです。通信関係については「安全に利用すれば問題ない」と言うのであれば、乗り物についても「安全に利用すれば問題ない」で一蹴されてしまいます。
次に後者についてですが、バカがサーキットに来たらやっぱりバカなので事故を起こします。サーキットがなぜ限界にチャレンジして走れるのかと言うと、非常に厳密に定められた「サーキットを走るためのルール」に厳しく従わないと走行できないからです。ルール厳守の厳しさは交通ルールの比じゃありません。サーキット側が定めたルールに従えない場合は黒旗を振られ、サーキットから排除されてしまいます。まあ走行中に黒旗を振られるのは相当酷い例なのですが、走行枠で黒旗を振られなくても枠の終了後に管理棟に呼び出されて出入り禁止とライセンス没収を言い渡されるのがオチです。ですので、バカはサーキットにも居場所はないんです。
○阪神高速6号大和川線
上述の十津川の帰り、いつもだったら松原線から環状線を通り池田線経由で帰るんですが、「そういやぁ大和川線って生えてたよな、この間」って思って通ってみました。なんせ体力が限界だったので珍しく美原北から乗りましたしね。で、走ってみた感想ですが、めちゃくちゃ走りやすいです。まだ道を知られてないってのと、西名阪・阪和道方面から神戸方面や関空方面へ抜けるのがメインの利用になるのもあり、案外走っていません。三宅JCTでの分流もほとんどが松原線方面でした。また、湾岸線と同じく最初から高速自動車道規格で設計・建設されているため80km/h制限です。照明も全体的に明るめですし、案内標識もちゃんと手前から出てきます。アップダウンが結構あるんですがサグ表示があり、また全線トンネルなので証明の並びでも勾配が結構分かりやすいのもあります。夏場はくっそ暑いのでこれだと冬場は案外暖かそうだなあ。肝心の料金は池田線経由より70円アップ程度。また、松原JCT〜自宅でほぼ差はありませんでした。走行オンボードは以下からどうぞ。
VIDEO
○久々にオフ車のタイヤを剥がしたのだが
いやー暑さでソッコーでへばりましたねえ。いやね、前のセローに履かせて1000kmくらいしか走ってないSIRACが前後余ってたんですが、前のセローのホイールに装着したまま放置してはや1年。やっとこさ色々とやる気になって引っぺがしに手を付けた次第です。なんせこの盆休みの間にくまくまんのところへ持って行って静岡へ配送する依頼をしないとダメになったんでね。で、フロントに関しては実は今のセローのホイールでも去年やってたんですが、リアに関しては本当に何年振りなんだってくらいの作業でして、コツは忘れてるは道具は親父が触って中途半端だわってところで、結構苦労しました。タイヤレバーはちゃんと買いなおさないとダメだなこりゃ。でも久々にやってみて、オフ遊びするんだったら定期的にやって練習しておかないとヤバイなって感じました。出先でパンクしたときに最低限修理できないと本当に詰みますからねえ。
VOL1049:2020年08月03日:歴史修正主義は大概にしろ
○歴史修正主義者ってバカじゃねぇの?
先日来、twitterのTLでちょくちょく流れてくる「30年前はこうだった」という環境保護主義者の発言が笑わせてくれます。30年前と言うと1990年、平成2年です。その平成2年の社会風俗として「豆腐は鍋を持って買いに行ってた」「使い捨てのプラ容器なんてなかった」「レジ袋なんてないので風呂敷や買い物かごを持って買い物に行ってた」というバカげた話で、さすがに30年前の風俗をリアルに覚えてる40代以上ってごろごろいるので笑ってしまいました。私の地元では豆腐は豆腐屋で買ってましたが1丁ずつプラのトレイに入れてくれてました。また、グリコ森永事件もあったので菓子類を中心にフィルム包装+個別包装化が急速に進みつつありましたし、買い物については市場と商店街が衰退し安売りスーパーが台頭し始めてレジ袋が普通になってた時代でした。リアルに高校生だった上に母が長期入院していて炊事は私が担っており、その辺の事情はよく分かってました。なんでこう、歴史修正者ってこういうバカなことばっかり言うんですかねえ。
○個別包装について企業に因縁を付けたアレ
で、上の件に関連してクソガキがChangeを使ってあほみたいな署名を集め、ブルボンと亀田製菓に全力でケンカを挑んだ話。ブルボンからの回答がネットで出回ってきて状況を知ったのですが、Changeで署名を求めたときの文章とか読んでると「これ止める大人はいなかったのか?」という内容でした。また、この件ですが、お客様相談窓口といった公式の相談窓口に質問状を投げるということをせず、いきなり署名を集めて両社に投げつけています。このやりかた、相手が「子供相手でも全力で対応する企業」だった場合、回答が得られる前に威力業務妨害での訴状が届いて裁判になり、ガチでやっても全く勝ち目がなく終わる案件です。なんせ特定企業を名指しで糾弾する目的で署名を集めていますからね。だもんで、立派に威力業務妨害が成立します。今回、ブルボンも亀田も非常に大人しい会社で、非常に失礼な内容の質問に関しても丁寧な言葉ですべてに対してしっかりとフルボッコにしててすがすがしい感じでした。
○セローでお山遊び
7月初旬にもいってるので最近毎月1回はちゃんと山に入ってる感じです。で、今回は山エリアに入るときに前0.9kg、後1.1kgまで落として遊んでみたんですが、いやまあD605のままでも登る登る。結構ガンガン登っていくので調子に乗ってヘンなところに入り込みそうになりました。そのまま突撃して文字通り泥沼にハマっても仕方がないので適当に退散したんですが、今回それよりも参ったのは某T林道。これまでも上のU林道から降りてきて走ったりしたら毎回酷い崩れ方をしていてびっくりしていたのですが、今回下から上がっていったらいきなりステアケースで登らないとダメなくらいエグれているところが数か所。昔はXTZ750で普通に走れる初心者向け林道だったのに今や完全に荒廃したただの川となりはてていて驚きました。猪名川町が予算がないので全然整備しないってのも問題なんですよねえ。ちなみにこの日、よく通ってた林道の脇に今まで見落としてたわき道を見つけて入ってみたのですが、片道3kmくらいの綺麗な林道が続いていて、行き着いた先はNTTの山頂送信場でした。
VOL1048:2020年07月27日:結局こっちもやった
○ハイカラー35Sも直した
レンズは色々確認したけど特に問題がなさそうなので、モルトだけ貼りなおしてLR44を入れて試写してみることにしました。また、モルトもですが、色々情報を集めてると貼る面積がデカいのもあり、ある程度切り継ぎで貼っちゃっても問題なさそう。ファインダーは曇っていますがこれでピントを合わせるわけじゃない(構図と低輝度警告、焦点距離を確認するだけ)のでとりあえず見えればOKです。というわけでフィルムを通してちょっとだけ雨だけど撮ってみたんですが、いやまあ完全に135フルサイズ版オートハーフですねこりゃ。ぜんまいで勝手に巻いてくれるのは便利です。とりあえずこれも頑張って1本撮ってみましょうか。
○丸山モリブデン ミッションオイル編
で、金曜日にみずにーがこっちに来てる時に手伝ってもらい、今度はミッションオイルに添加してみました。といってもオイル交換してから1500kmくらいしか走ってないのでフィラーから250t〜300t抜いて、丸山モリブデンをいれ、さらに上から抜いたオイルを継ぎ足して油面調整するって作戦です。ところが前回ミッションオイルを変えたときにフィラーに液ガスを塗ったのが災いし、いやもう相当色々やらないとフィラーが外れないという大騒ぎに。なんだかんだと抜けたんですけどねえ。ネジ自体はテーパーねじなんである程度のトルクで締めてりゃ抜けてくることはありません。交換後まだそれほど走っていませんが、とりあえず20kmほど走った時点でミッションの操作がめちゃくちゃスムースになったことだけは分かります。ある程度しっかりとギアオイルをかきまぜ、ミッションとデフ全体にモリブデンを反応させてからが本番ですね。ちなみに施工車輌にみずにーが同乗して走ったあとにソッコーでB3とB8の分をお買い上げしててゲラゲラ笑ってしまいました。
○神社の鈴の話
八坂神社が新型コロナウィルス対策で鈴の鈴緒を外した代わりに手かざしでガランガラン音の録音が流れるようにしてあるって話が流れてきたのですが、正直それ神社の神職としてその考え方はどうなんよ……と若干思った次第です。というのも、あの神社の鈴って基本的に場の清め祓いなんですよ。金属と金属がぶつかり合う音を響かせることでそういう音を嫌う魔を祓い、参拝と言う儀式を行うにふさわしい状態にする、ってのです。だもんで、正直ガラガラが鳴らせないなら硬貨を賽銭箱に放り込んでチャリンと言わせればOKなんですよ。それが録音だったらさてはて本当に効果があるんかいねえ、というのが私の感想です。ちなみに神社によってはマジで鈴が設置されてないところはいっぱいあります。延喜式の名神大社とかでもあります。だもんで、鈴がない場合はそれこそちゃんと賽銭を放り込んで音を立ててお参りしましょう。
VOL1047:2020年07月20日:試写三昧
○minolta AL-E
デッドストック品のうちの1台、AL-Eをまず先行で試写しました。ぱっとみレンズは綺麗なんだけど、これもしかしたらレンズをバラしてシャッター付近を洗わないとダメかもな個体と推測しています。というのもC200を突っ込んで1本撮ってみたのですが、光線が入る状態になるとクモリがあるレンズ特有の描写をしてたりするんで、ちょっと考え中です。このカメラのシャッターはバルブがないのでちゃんと確認できないのが面倒臭いです。レストアレポートを見ても大抵レンズボードをボディから分離して後ろから攻めてますし、そこまでバラすと今度は組み合わせの組立が死ぬほど大変らしいので、さてはてどうしたものやら。なお、当初の見立て通り、露出計は問題なし、露出計丸投げのAEの描写も問題なし、距離計もインフ〜近接までOKと、カメラの基本機能としては問題ありません。とりあえず使う方向で確保かなあ。
○minolta Hi-Matic7s
デッドストックのうちの1台です。こちらはバルブが使えるのでバルブでレンズ内確認済み。作業としてはモルト交換とファインダー清掃を実施しています。AL-Eと違ってドッピーカンで光線状態の良い中での試写になったのもあり、試射結果は良好でした。Hi-Matic7s、私が以前ずっと愛用していたHi-Matic9の廉価版として開放F値を1.7から1.8に落とし、フラッシュマチックを取っ払った機種です。距離計の自動パララックス補正がちゃんと搭載されているのでパララックスを気にせずフレーミングが出来るのが特徴の1つですね。Hi-Matic9のEEと違い7sのEEはさくっとレリーズを切っても素直に反応します。9はじわっと押さないと絞りが開ききらないトラブルがあるんですがそういう作法がないのが楽でいいです。これは確実に手元に置いておく機体で決定です。
○リコー ハイカラー35S
当初、そのまま現状渡しでヤフオクに投げるつもりだったのですが、テストフィルムを入れてぜんまいを巻いてみるとメカ部分は正常動作していてシャッター速度も問題ないことが分かったので、こちらも一度は直して使ってみようと判断しました。とりあえずモルトを剥がすところまでは処理したんですが、まあこれがなかなか大変でした。使ってる糊がアルコールに溶けるタイプだったのがラッキーで、IPAで処理したら結構綺麗になりました。裏蓋に全面的にモルトを貼る構造を考えた奴の顔が見たいわ全く……。こいつはモルトの張り替え、ファインダーの清掃、その際に一緒に確認できるのでレンズ状態の点検をして、問題がなければ組み立てて試写してみる予定です。最終的には多分こいつはヤフオク流しかなあ。
○勇者って
ちょっと前にtwitterの雑談で出てきたのですが、TRPG出身者にとっては日本のファンタジーとかでよく出てくる「勇者」っていう職業クラスが謎すぎてアレなんですよねえ。ってのも、そもそも勇者ってのは主に戦士系の職種の奴がすんげぇ頑張って名誉を得た結果与えられる称号であって、そもそも職業クラスではないってのがTRPGガチ勢の大前提にあるんですよね。その辺の諸悪の根源は龍を探索とかなんとかいう家庭用ゲーム機の某ソフトだと思うんですが。
また、これもTRPGガチ勢とゲームソフトからのRPG経験者とで大きな隔たりのあるものが「スライム」という存在です。多分、上記の某ソフトから入った人たちだとLv1で経験値稼ぎできる玉ねぎ型の雑魚キャラって思ってる人は多いでしょう。ところがTRPGでのスライムってかなりの高レベルパーティーでも出現方法次第では全滅したり死者が出たりするかなりヤバい強敵だったりします。洋ゲー、洋モノファンタジー、TRPGなどでいうスライムは簡単にいうと「ドラム缶1〜2杯分サイズのアメーバー」だと思っていいです。基本、天井にへばりついてたり排水溝に隠れたりしていてパーティーを不意打ちしてきます。また、転スラの主人公とかもそうですが、スライムって基本的に斬撃と打撃は効きません。ですので、魔法で攻撃するか、油と松明で火攻めにするか、2つに1つになってしまうんです。D&Dだとネームレベルと言われるLv8とかLv9クラスのパーティーじゃないと下手すりゃ全滅するんじゃないですかねえ。この辺の初出は多分、某塔を登るアクションゲームですねえ。
VOL1046:2020年07月13日:在庫処分品
○大量のデッドストック品がやってきた
広島のカメラ屋さんが廃業されたとのことで、その際にゴミとして出てきた大量のカメラをこちらで引きうけてクラカメ好きな奴らに横流ししていくことになりました。で、まあ物量的に段ボール1箱は2箱だろうと思っていたんですが、恐ろしいことにポルテの車内満タンになる物量でした。いやー、あはははは^^;;
で、私は当初から欲しい機種が決まっていたのもあり、受け渡し現場となった大津某所での分別大会ののちに、SR-1s、Hi-Matic9、AL-E、ハイカラー35sのデッドストックとSR-T101の2型の状態の良い中古、状態の悪いレポを拾ってきました。うち、ミノルタのデッドストック品は保管状態も案外良かったおかげで本体、ケースとも無事、レンズもほぼ無事、モルトの交換とファインダー清掃だけで実用になりそうなので、さっさと日曜のうちに仕上げてしまいました。電気系も完全に生きてますし、ちょっと試写が楽しみです。どちらもとりあえずC200を入れて試してみる予定です。
○丸山モリブデン
京阪商会が和歌山の丸山モリブデンのパッケージを流用して行商してる奴です。今回は京都の斉藤商会で手に入れたんですが、ほかにも数か所京阪神で行商先があるみたいです。で、まあとりあえず試してみるかくらいのライトな気持ちでK11に突っ込んだんですが、いやーこれがびっくりです。入れて10km走っただけでメカノイズやカムチェーンノイズが消えちゃうんですから。マフラーが変わってて排気音が結構勇ましい鉄砲玉号ですが、それでもアイドリング状態で窓が閉まってると振動も減ったのもあり、エンジンが回ってる感じがあまりしないレベルです。あれは驚きでした。ちゃんと京阪商会独自のパッケージで売ればいいんだけどなあ、モノはすごく確かなんだもん。ミッション用も手に入れてるので遠からずミッションにも仕込んでみます。
○スライム
皆様がスライムと言われて思いつくのは多分、玉ねぎ型をした低レベルのやられ雑魚モンスターと思います。が、私のような洋物TRPG上がりだと、低レベルのパーティーが遭遇したら一発で全滅する特上にヤベェ奴!って印象だったりします。ちなみに日本だとスライムを雑魚キャラとして認識させた罪人は「ドルアーガの塔」と「ドラゴンクエスト」です。こいつらが雑魚キャラで定着させたんですよ。
洋物のファンタジーとかに出てくるスライムってその名前の通り、まあいうなれば巨大なアメーバーです。どのくらい巨大化と言うとドラム缶1杯〜2杯分のサイズです。って400kgくらいあるんかいあいつら。出現パターンは大体決まってて、定番は「湿った洞窟の天井にへばりついてて犠牲者が下を通ると上から落ちてきて溶かしてしまう」パターンです。また、石造りの部屋の排水溝や通気口、小窓から入り込んでくるパターン、石組みの隙間から沸いてくるパターン、洞窟だと小さな穴とかからにゅるゆる染み出てくるパターンなどで、遭遇するときは必ずハイレベルの不意打ちのスキルチェックを要求される奴です。また、アメーバーの見た目のとおり打撃は効かない、斬ると16分割くらいまでなら増えて攻撃の手数が増えた分だけ増える、有効なのは魔法と火だけという超アレな奴でした。
○枇杷さらにその後
先行2鉢のうち1鉢は多分遠からず発芽しそうになって来ています。根の分岐も結構増えてて鉢の中をしっかり根が掴んでいますので、こちらは遠からず発芽すると思います。もう1つはなんかビミョー。水耕の段かいで結構微妙だったんですが当面様子見かなあ。また、後から発根させtる2つですが、こちらも順調に根が伸びたのでこの週末に鉢に植え替えました。こっちも2つともしばらく放置して様子を見てみます。先行のさらに先行、お試しで先に発根させようと色々やった種はどうもダメっぽいです。もうちょっと粘って見てダメそうなら廃棄かなあ。3本くらい育てば1本はクソデカ鉢で自宅で、あとの2本はどっかゲリラ的に植えつけを考えています。
VOL1045:2020年07月06日:それ全国でやることか?
○枇杷その後
うまく発根した種が2つ出てきて結構な長さの根になってきたので、さすがに水耕のままではまずいってことで、小さな鉢を用意してとりあえず土に移してみました。枇杷のタネの発芽はこの後1か月くらいしたら種子の間からにょきっと葉と茎が出てくるそうです。でまあ、その1か月ってのが生きてるか死んでるか結構よくわからない日々が続くとかなんとかで、結構不安です。色々読んでると発芽に成功しまくる人もいれば何度も失敗してる人もいるようで、発根率はいいけど発芽率はあまり良くないみたい。だもんで、ちょっと追加で2つ発根させようとしてる種があるので、そっちと合わせて様子を見ながら今後の方策を練ろうと思っています。
○某知事選挙
とりあえずいち都道府県知事の選挙を全国規模でワーワー騒いでるの、ヴァカじゃねぇの?
ってことはさておき、今回の某知事選挙は色々アレなものが見れて笑えてしまいました。候補者の数だけは揃ったようですが、結局のところ現職以外の候補がロクでもないのばっかり揃ってしまったので、結果的には現職の信任選挙になっていました。それはさておき、笑っちゃったのが当確が出た直後から出てきた奴です。左翼系の落選候補支持者たちが揃って不正選挙だなんだとわめき始めたのですよ、予想通り。この人たち、実分たちが勝てば「公正な結果だ」と言い張り、負ければ「不正選挙だ」と因縁をつけ、本当に子供の論理そのもので呆れ返ります。まあそういう因縁を付けるのってのは、得てしてご本人も不正に手を染めてる可能性が高かったり、勝つためには不正だってやるだろうって考えてたりするからとしか言いようがないんですが。しかし負けたときのああいうしぐさ、若い人たちはちゃんとネットで見てますよ。
○著作権について軽く考えてないか?
各種SNSを見ているとナチュラルに他人の著作権を侵害して平然としてる奴が多くてあきれます。例えばyoutubeの動画の一部だけ切り抜いてtwitterに投稿し、後からURLを紹介してるから「ちゃんと引用元出してるでしょ」って居直ってるパターン。勝手にダウンロードして勝手に改変(短く切りぬくのも改変です)してる時点でアウトなんですよ。著作権侵害で訴えられると一発で負ける奴です。また、最近見かけたのは、元々Aさんという著作権者がいてBさんが2年前に用途限定で利用許可を貰った画像について、そのBさんがなぜかCさんに対して勝手に転載許可を出してしまい、Aさんがブチギレるという奴を見ました。BさんはAさんから特定の目的に使うことはOKされたとしても、その画像そのものに対する著作権を全部移譲されたわけではないので、他人が勝手に使うことに対する許可を出す権利は一切ないわけです。それを「以前に許可貰ったんで大丈夫」で済ませてるあたり、結構悪質だと思いました。まあ本気でキレた人から一度ガチで訴訟されちゃえばいいんじゃないですかね。
VOL1044:2020年06月29日:足回りのセッティングの基礎
○足回りの考え方の基礎
TRACER900のオーナーの若いライダーがなんか間違った方向で足回りのことをいろいろ言ってたのでちょっとコツとかを伝えたんですが、まず最初に躓いたのは「峠はそんなにカリカリ走らないので」の一言。うん、それで足回りで悩むってどういうことよ、と。それはさておき、足回りってのはダンパーの動作原理の物理学から考えたら分かりやすいんです。サスペンションは基本的にバネが動き全体を支配していますので、自分の体重や荷物に合わせてスプリングを調整します。一般ライダーならリアサスをサグ調整して合わせてからフロントサスを合わせてあげるといいです。概ね、リアはホイールが浮いた状態から人間が乗った状態でシート位置が40mm差になるように、フロントは20mm差になるようにセッティングしたところをスタートにしたらいいと思います。その状態から足回りの動きをダンパーで制限していきます。最後に、伸び側が別に調整できるサスだとそこを微調整していきます。まあざっくりですが、そういう考えで行くと大体うまくいくと思いますよ。
○言葉の問題はデカいよ
先日、NHKで京都の堀河病院がコロナ関連で色々嫌がらせを受けてるというのを朝にやってたんですよ。まあそれはあるだろうなと思ってみていたんですが、どうも見ていると何か違和感があるんです。その違和感の主は言葉でした。堀河病院の医療従事者と言う人がインタビューを受けていたんですが、その受け答えの会話が全部「首都圏の方言」のイントネーションなんですよ。多分、多くの首都圏の人は無意識に気づかず標準語と思ってるんでしょうけど、首都圏の言葉は首都圏のモノだと一発で分かる独特のイントネーションがあります。また、京都の人たちをはじめとした関西人はインタビューだからとそう簡単に関西弁が抜けるわけではなく、また標準語には切り替えられても首都圏の方言に切り替えられることはないです。首都圏育ちだったり首都圏生活が長いとかだとあり得ますが、そうでなければまず無理です。取材の意義はすごくよかったんですが、あれで一発で仕込だと分かっちゃうのが結構アレでした。
○枇杷の発芽
実は枇杷の木を植えてやろうと画策中(場所は自宅じゃなくて山ベースのほうですが)でして、今年取れた実の中からいくつか発芽させています。実は枇杷って発芽させるのが結構大変だと知ったのはごく最近のこと。いやまあ何度撒いても全然発芽しなかったのは覚えてるんですが、発芽させるためには1.一度乾燥させ、2.その種の茶色い皮を引っぺがし、3.スポンジなどの上に置いて水に浸漬し日当たりの良いところで1週間放置、でやっと根が成長するというもの。根がある程度育ったところ(大体1か月くらい)で土に移植してまた同じように室内の日当たりの良いところで育てると1年後くらいにやっと第二子葉が出てきて植物らしくなる、と。その辺まで育つと木になるまでは早いみたいですが、発芽してから木になるまでが大変らしいんです。とりあえず打率6割くらいですが、何本苗にできるやら。
VOL1043:2020年06月22日:夏至祭
○今年は久々に行ってきた
たぶん中2年ぶりになるんですが、大江の元伊勢皇大神社の夏至祭に行ってきました。天気がいろいろ悩ましくて最初はK11で行こうとも考えていたのですが、どうも1日中梅雨の中休みでドピーカンというのでTRACER900にて。途中、篠山街道の馬車道時代の痕跡探しをしたりしつつふらふらと3時間くらいでご到着。外宮、内宮、天岩戸神社と参拝して神事の時間を待っていると今年は妙に人が多いんですよね。で、よく考えるとなんとこの日は部分日食でした。そらー人集まるわ……。でまあ、神事と奉納音楽・舞も終わり、無事に雨に降られることもなく御帰還と相成りました。TRACER900、前足は今年になって換装したKYBで充分セッティングが出ていますが、リアに関しては荷物を積んだら全然ダメなんで、リアに関してはオーリンズを入れるかスプリングを入れ替えるかを検討したほうがよさそうです。
○眼鏡その後
新しいメガネに変えて1週間、ぼちぼちと様子を見ながら会社の作業を中心に使っていますが、前のメガネに比べて圧倒的に手元が見やすくて楽です。一方で今まで見えてた文字は当然ボケたりもするんですが、建物や人物のアウトライン、信号や交通標識の表示などはちゃんと見えてるので、視力1.0相当というけど普通に生活するにはこれで充分かなという感じです。むしろ前のメガネが色々見えすぎてた感があります。で、前のメガネ、調べてもらうとやっぱり8年前に作っていました。8年もたてば自分も8年歳を取るので色々変わってくるよな、とか思ったり思わなかったり。特に老眼が出てるのは仕方がないです。元々目が悪かった人の視力が若干回復すると老眼が出やすくなるんだそうです。で、例の恩賜の諭吉10人も支給されたことなので、来月あたりに前のメガネのレンズも入れ替えようかと思っています。
○政治家の買収の件
あれ見ていて思ったのは「ゼニに目がくらんで義理を欠いたら後から足元掬われるってマジなんだな」ってところです。私も母もそれなりに政治家さんとは家業の付き合いもあって仲良くしているのもあり色々見てきています。で、2人揃って大体同じことを予想していたのですが、要するに「現職を蔑ろにして河合夫妻に乗りかえて支援しまくったことに対する元職の反撃」というところです。出なければ選挙直後からあんなにボロボロいろんなものが出てくるわけがないので、どう考えても自民党広島県連の中の内ゲバです。さてはてここからの捜査進展がどうなることやら。
VOL1042:2020年06月15日:My new gear……
○My new gear……
実は給付金を当て込んでメガネを買っちゃいました。以前から老眼が出ていたのが気になっていたのと、今使ってるメガネが結構いい年数を経過していてレンズがボロボロなので、どっちにしてもそろそろ作り変えが必要だったというわけです。で、老眼ですが、まだ老眼鏡や2焦点に頼るほどではないということもあり、現在のメガネより若干矯正度を落としてMAX1.0くらいが見える程度にとどめておくメガネを作ることになりました。で、やってきたのがまたオークリー。レンズも国産品にしてトータル6万円でした。一度でもこうやってちゃんと検眼したレンズを使い始めるともう安物には戻れなくなるんですよねえ。某市場とか某ハスキー犬で買ってる人たち、あそこの検眼めちゃくちゃなの知ってるのかなあ。乱視についても細かく角度調整してくれないですからね、量販店。
○2年ぶりに枇杷酒を仕込んだ
2年ほど前に近所の枇杷の木が突然アホみたいに実を付けたので試食したらめちゃくちゃ美味かったので樹のオーナーさんと交渉し、ほぼ実を分捕らせてもらって食いきれない分を枇杷酒にしました。その際、甘さは控えめにしたけど酸味源を足さなかったことと、長期間実を漬け込みすぎたの2点の理由から、口当たりはいいんだけど後味がものすごく渋い奴が仕上がったのでした。で、今年なんですが、その時の木とは別のところから2回に分けて枇杷を貰うことが出来ました。なんと枇杷の木としてはほぼフルサイズの15mクラス。お前はF91ガンダムかよってくらいの高さがある木で、親父に聞いたら昭和30年代の区画整理前から生えてるとのこと。すげぇ……。
実は実の収穫時期が2回に分かれていて、1回目は6月初旬で先週の日記のネタを拾ってるころでした。が、こいつが食ったら結構酸っぱくてウキャーだったんですよ。ところがこの週末になって土地の人から「カラスが集まる前に取れるだけ落としてよ」みたいな話になって、残りを急きょ梯子と高所作業車で回収することになったんです。んで8割くらい回収できたのですが、これがまたくっそ甘くなってやがりましてね。そんなこんなで今回2種類漬け込むことにしました。1つは甘い枇杷がメインで酸っぱい枇杷を追加して酸味調整したもの、1つは酸っぱい枇杷だけで構成して氷砂糖の量で甘みを調整したもの、です。またどちらも今回は果実酒用のサントリーのVOを使っています。早ければ9月末には飲めるということなので結構楽しみですね。
○間違えた法解釈を広めるのはダメ
先日、自動車系YouTuberで結構有名な人が「追いつかれた車輛の義務」について間違えた解釈をさもかし正しいことのように広めていてあきれました。あの動画を私の師匠(元交通機動隊)その弟子たち(つまり現役交通機動隊)に見せてみたところ、異口同音に「これは拡大解釈で飛ばし屋がよくやる奴だ」と言ってました。ってのも、要するに「追いつかれた車は素直に追いついた車に譲る義務がある」という解釈です。ところがこれ、実際には義務の発動に凄く条件があるんですよ。まず、追いつかれた車輛の指定速度レンジが追いついた車輛より低いという条件が付きます。今でこそ中速・高速の区別は無くなりましたが低速車という区別は残っています。この義務は以下の条件をすべて満たした場合にのみ発動します。
1.速度レンジの低い車が高い車に追いつかれた
2.追いつかれた車の速度レンジが道路の指定速度より低かった
例えば小型特殊のように35km制限がある車が40km/hの制限速度の道で一般車に追いつかれた場合は素直に後続へ譲る必要がありますが、60km制限の道で60kmで走行する普通車や軽自動車が普通車等に追いつかれた場合、後続へ譲る義務は発生しません。ですので、こういう場合に「追いつかれた車輛の義務」なんて言っちゃうと「こいつマジで法律分かってない」って言われる案件になります。
VOL1041:2020年06月08日:小さなクッカーを買った
○結局買っちゃったのかよ
GW中からちょいちょいとテストしてたアルコールストーブはそれなりに使い物になると分かってきたし、火力と燃焼時間も大体分かってきたので、クッカーを買いました。実はまあ今までもEVERNEWのアルミクッカーやらCAPTAIN STAGのSUSのは持ってたのですが、アルミのクッカーは親父がデカい奴を買ってるのでアルコールバーナーにはデカすぎ、SUSの奴はそもそもSUSなので熱伝導が悪く湯が沸くのが遅いという欠点がありました。でまあ久々にアウトドア系の店に行って色々みてて、珈琲用の湯沸し+棒ラーメンくらいになら使い勝手がよさそうなのを探したところ、PRIMUSのアルミの奴でそこそこよさげなのがあったのでそれにしました。まあもう泊まりでテント立ててウンタラはしなくなってるのでラーツー程度ならこれとメスティンがあれば何とかなりますよ。ちなみに出先での珈琲はマキネッタを想定しています。これがある意味一番楽なんですよね。
あと、いくつか空き缶で作ってみて感じたことですが、空き缶だとアルミの熱伝導性があまりにも良すぎて簡単に燃料に熱が伝わってしまい、気化速度が速くて高火力だけどあっというまに燃料がなくなるというパターンみたいです。一方、トランギアなど製品として売られてるアルコールストーブですが、こちらはちゃんとした作りの奴は本体が大体鉄でできてる上にバーナー部までの形とかが工夫されているため、ある程度コントロールされた熱量で常に燃焼し続けるという奴。当然アルミ缶バーナーより熱量ははるかに低いのですが、その分長く燃えるので使い勝手はいいというわけです。まあ一長一短ですよねえ。350mL缶で作るバーナーと似た形を鉄板で作れれば一番いいかもしれません。
○年始以来の母方の墓参りに行ったのだが
母親が日曜に墓参へ連れてけというのでさくっと泉南を往復してきました。スロットルボディを交換してやっとこさまともに乗る時間が取れ始めてる状態なわけですが、まず普段使いでいうと「凄く運転がしやすい」状態になっています。今まで苦労して低速をコントロールしてたのがなんだったんだって感じです。また、燃費も1割弱は伸びてる感じですね。これもいい傾向です。で、久々に泉南にいって驚いたのですが、今まであまり綺麗にくっきり明石海峡大橋が見えるなんてことがなかったのですが、なんか日曜にいったらくっきり見えるんですよ。大気汚染がそれだけ少なくなっているってことです。多分車の交通量や航空機の運行が少ないことが原因かなーとは思っていますが、あんなにきれいに遠くが見えるって大阪湾ではない経験なので驚きました。
○どこまででもいける、だってカブだから
や、スーパーカブの単行本を4冊一気大人買いしてしまって読んでるんですが、1巻でこういうセリフが出てくるんですよ。いいセリフです。私もそうなんですが、徒歩から自転車になり、原付になり、自動二輪になりと、ステップアップするたびに当然行動範囲が広くなりました。が、自転車から原付へは結構劇的に行動範囲が広くなり、とりあえず体力がありゃーDT50でいろんなところへイケるってのは身をもって体験しました。だってコミケに行くのに東京までDT50で行ったんだもん。スーパーカブ、この作品は本当にいいです。等身大の二輪車とユーザーがそこにいて、カブで色々広がっていく女の子の話が淡々と広がっていくって感じです。カブの立ち位置もいいです。こんどアニメになりますがアニメについても楽しみですねえ。
(C)H28/29 Takayuki Kazahaya