Weekly Collumn | |||
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VOL990:平成29年12月11日:借家と掃除の話 | |||
○借家と掃除の話 先日、youtubeを見てると掃除請負会社がどういう掃除をしているのかという動画がアップされていたので見てみました。動画のキャプションやナレーションでは「とある会社の社長さんが借り上げ社宅で社員に与えている借家の部屋が汚部屋で住めたものじゃないので住めるように掃除する」というものでしたが、あまりにもモノがなさすぎる、本人も不在、ごみ以外に生活していた形跡がほぼないことから、実情はどうも「借り上げ社宅に入居していた社員をクビにして引っ越しさせて部屋を見に来たら汚部屋で部屋の返却前に業者に掃除を依頼した」という感じでした。で、実はこういう案件が結構ありまして、もし汚部屋の状態で退去し部屋を返したならそりゃー我々大家もごみ撤去・掃除・完全リフォームで100万はくだらない金額を請求します。多分、動画の掃除でも3人で4日かけてるので12人日の工数なんで日当だけで36万くらい、そこに技術料やらなんやら載せて50万くらい請求してると思います。これでも相当激安で見積もっています。我々大家が請求するときは当然業者の見積もり金額は割引なしでやってもらいますし、先方もそれを承知で見積もりは高く出してきますので、多分お掃除だけで70万前後の見積もりになるとおもいます。 動画のうち2本目の冒頭、1本目の終わりくらい。ゴミとか不要物とかをとりあえず片づけて簡易清掃まで終わらせましたが……って状態ありますよね。多くの店子さんが退去時に「掃除もしたのでお部屋を返します」といって我々を呼んだ時の状態の平均値はこれくらいです。これで「掃除した」と呼ぶんですよ。でも、我々大家が最低限の掃除で軽く済ませたという状態は2本目動画の最後の状態で、ちゃんと費用を頂いて賃貸するためにはここからさらに内装業者を呼んでクロスを張り替えたり、和室があれば畳と襖を交換し、エアコンが備え付けならエアコンのオーバーホールや交換もします。エアコンの清掃が5万くらい、クロスが7万くらい、畳と襖がそれぞれ7万前後ですからトータル+30万で合計100万超えてくるという内訳になります。よく「退去時に清掃不良で掃除代を請求されたが不当請求だ」とおっしゃる方もいますが、我々大家が「経年劣化込での原状回復」というのは2本目動画のラストの状態をいいます。そこから汚損があれば当然「掃除してない」となり追加費用は請求します。賃貸の退去時に我々が指摘することはどういうことかというのはこの動画でよく学んでほしいと思います。 ○自宅ネットワーク不調 ここ2年くらいずっと自宅のネットワークが不調で、ルーターを交換したりCATVモデムを交換したりしていました。そのたびにそれなりに改善していたのですが、日曜日にCATV会社の年次電波点検がありまして、その際に「宅内での受信電波のゲインがちょっと低くて50dB弱しかないのでヤバい」という話が出ました。んでその午後、雨が降り始めたとたんにばっちりネットが繋がらなくなりました。そこでもうCATVの人にもう一度来てもらっていろいろ調べてもらったところ、どうやら電柱からの受信電波は良好、受信設備から出ていく分も良好、そこから分配器までの配線で80dBが50dBまで減衰していることが判明し、表側にあるCATV受信ブースターと裏側にある電波分配器の間のケーブルが不良だと切り分けられました。ちなみにこれ、元々屋根上にアンテナがあった時代にアンテナから生えてたケーブルに繋ぎこんでいることもあり、宅外にある繋ぎこみで浸水したんじゃないかという推論でした。そこでホームセンター閉店間際ですが駆け込んで5Sのケーブル20mと5S用の栓を購入し、とりあえず20mケーブル両端に繋ぎこんで荷物入れにしてる空き貸部屋の中を渡して繋いでみたらばっちり回復。それどころか早朝なら下りが120Mbpsのところ100Mbps、上りは10Mbpsのところ9.8Mbpsまで出るようになりました。とりあえず今は仮で繋いでいますが、今後ちゃんと配線を整理してきれいに繋ぎ直し、防水テープをやり直す予定です。 ○思い込みと実際 最近、お客様のところへ一人で出かけて作業したりする機会がちょくちょくあります。特に私が担当していて定期的に出かけることのあるお客様の1か所に千里の某所があります。最初のころに同行した上司らが通るルートはハイペースではないけれどそれなりに流れており若干遠回りのルートで会社から1時間15分前後。で、ある日なんですが、私が1人で訪問する際に自分の記憶の中にある最短ルートというか、中学〜大学の間に頻繁に通り土地勘ありまくりのルートで訪問したところ、20分近くランタイムを短縮する結果となりました。後日、GoogleMapでお客様のところへ訪問するルートを確認してみたのですが、同じ時間帯だとやはり往路は私が走ったルートを示しており、復路についても私が選択したのと同じ中央環状線を通るルートを示していました。往路50分、復路55分というところです。これまで上司が使っていたルートだと往路1時間15分、復路1時間30分はかかっていますので大幅に短縮です。で、なんで上司がこのルートを選んだのかと聞いてみると、初期のカーナビがこのルートを指定したのが1点、中央環状線の旧線を通るルートで市街地を外すので流れがよかったというのが1点の計2点。思い込みと実際に差が出るってこういうこともあるんだなっていうところです。ちなみに私の使っているルートですが、会社のトラックやハイエースで移動していて仕事中というのもあってあえてわかりやすいルートを選んでいますが、本気で渋滞を避けつつ最短ルートで走れと言われるともっとエゲツない道を選んであと5分は縮めることができます。リスキーで無意味なんでやりませんが。 |
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VOL989:平成29年12月04日:歯のトラブルは突然 | |||
○インレーが抜けた その1 インレーってのは歯の詰め物のことなんですが、食事後に妙に歯と歯の間に野菜類の食い残しが詰まるようになってきてフロスで丁寧に取り除いたりしてたんですが、ここしばらく妙にフロスが引っかかる事案が多発していました。ちなみにインレー自体は近所の歯科医が若くて目がよく見えて凄腕だった時代に入れてもらった20年ものです。でまあ、そうやってフロスでしこしこしていたらまず最初にすっぽ抜けたのが右下奥から2番目でした。冗談みたいにボロッと取れちゃってびっくりしたんですが、ソッコーで歯磨きしなおしてそのままかぽって嵌めたらきれいにはまってしまい、しかもどの歯が外れたのかわからなくなるレベル。とりあえず落ち着いてからビアンコモデナ先生に電話して予約を取って、金曜の仕事帰りに行ってきました。なお、元々tracerで行くつもりだったのですが、名神のICに向かう途中に若干パラついていたので急きょ白い弾丸号に乗り換えです。結局、元々のインレーの出来が恐ろしくよかったこともあって内部の歯も虫歯になっておらず、そのまま付け直して完了。その日は帰りは三条通>周山街道>五条通(R9)>R423で帰宅しました。R423ですがやはり法貴峠の頂上付近の気温が0度〜-1度で部分的にブラックバーンになってたので、tracerで行かなくてよかったとマジで思いました。 ○インレーが抜けた その2 まだだ、まだ終わらんよwww そしてよく土曜日の朝。朝飯食べて歯のお手入れしてて、またもやフロスでインレーがすっぽ抜けました。今度は前日治療したところの1本手前です。ここも近所の歯科医が若いころにやったお仕事でして、10時前に連絡して11時半に来てくれと言われたので、tracerぶっ飛ばして50分で到着。またしても状態がよかったのでそのまま付け直しました。いやー、保険診療の詰め物と治療でも腕が良い歯科医と技工士が組めばここまでになるってのが凄いですね。で、この日は午前中で終わっちゃったし天気も良かったので今まで走ったことがなかったR162の福王寺〜周山間を走ってみました。初めて走ってみて神護寺ってここにあったんかーとか、ここはそりゃー峠攻めに来るわな、とかいろいろ分かったりもしたのですが、とりあえず遅い車の後ろを延々走らされて結構ブチギレ気味だったのも内緒です。冬場のツーリングとしてはトータル200km走って日のあるうちに帰ってきたのでまあ上出来でしょうねえ。そうそう、戻ってきてから給油して今年1年の走行距離を調べてみたらここ数年の平均走行距離をあっさりと上回っていました。体調がずいぶんよくなったのと、家庭的にツーリングに出やすくなったのとで両方ですねえ。 ○女の敵は女なのかもね 局アナの女性が懐妊されてどうもつわりがひどいようで、生放送の途中で立ちっぱなしからつわりで体調不良で奥に引っ込むということを2度ほどあったそうです。で、それに対してご本人がご自分のtwitterとインスタのアカウントで「自分の体調管理の悪さが」みたいなことを書いてたんですが、その言葉が自分としてはすごく「ありえない」言葉にしか受け取れませんでした。だってつわりなんてコントロールできないし、妊娠中の不意の体調不良だって自分でどうにもならないことなんですから。このことをmixiでニュース記事にツッコミ入れたところ、女性と思しきアカウントから「社会人なんだからそうやってクレーマーからクレームが来ない様に先手を打つのは常識だろ」みたいなクソリプを入れられて、女性の敵はやっぱり女性なんじゃないかと思った次第です。私としてはそういうアホで無茶なクレーマーに対して予防線をはり、自社の従業員たる局アナをアホから守るのが雇用者としてのテレビ局の務めだと私は思うんですが、どうもそれが通じないみたいです。日本人ってなんかしらんけど、本人の努力とかでどうしようもないことに対しても「本人が至らなくて」「私の不手際で」みたいな謝罪をさせないと気が済まないところがあって、これが日本という国がどうしようもないほどクソな社会になっていってる原因だと思うんですよ。ダメなときはダメって言える世の中が必要だよなあ。 ○TT250R、またしても不調 またスタータクラッチです。エンジン停止時にガコっていう音とともにヘンな停止の仕方をすることが多いんですよ。そういう止まり方をした後にキックで掛けようとするとキックとセルが繋がっちゃってる音がします。スタータクラッチですが、キックなどで回転を与えられると遠心力でローラーカムが開いてセルモータとクランク軸を縁切りする構造になっています。そのローラーカムの動きがわるいせいでキックで回転を与えてもカムが開かず縁切りされない、当然ながらセルでエンジンが掛かってクランク軸が回ろうとしても縁切りされずセルモータがブレーキになってエンジンが初爆がつかめない、そういう状況です。そこでまずスタータアイドラ1というモータが最初にかみ合うギアを撤去して様子を見ているんですが、これでモータと縁切りしてもスタータクラッチがクランク軸を掴みっぱなしにするとキックでエンジンがかけられない状態が続いています。つまり、本格的に直すにはフライホイールの裏に引っ付いてるスタータ・メインギアからスタータクラッチを引っぺがさないとダメ、ということです。フライホイールプーラーもローターホルダも持ってるので作業やろうと思えばやれるんですがねえ……面倒くさいからバイク屋に丸投げの予定です。 |
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VOL988:平成29年11月27日:マーチさん早くも冬装備 | |||
○K11マーチにスタッドレス 例年より2週間早く季節が進んで冬がやってきてしまったので、予定より2週間早くスタッドレスを用意する羽目になりました。いや、瀬戸内やり雪積もらんからいらんのちゃうん?っていう人もいますが、夏タイヤのゴムの物理特性の問題があるので、路面温度が7度を下回る状況で走ることがあるならスタッドレスに変えておかないと結構まずいんですよ。で、スタッドレスなんですが、最初はX-ICE3にしようかとも思っていましたが、RN6 StreamRS-Z2.0はRevo2、廃ゼットさんはRevoGZと履いて十分な実績があるのもあり、今回もブリヂストンでVRX2に決定。また今履いてる夏タイヤのサイズと合わせる目的もあって165/55R14を選んでいます。で、元々もうちょっと後にホイールを確保してからスーパーRAPの夏冬入れ替え+新ホイールへの夏タイヤ装着を一気にやる予定だったのですが、土曜に左後輪をパンクするという間抜けをやらかしたので土曜午後にスーパーRAPの夏冬入れ替えだけやってきました。これが当初予定ではRE71Rだと6Jでちょうどいいので問題ないはずだったのですが、VRX2だと若干引っ張り気味になっちゃってまして、これは今後5Jか5.5Jのホイールを探さないとダメだなぁって思っています。ちなみに夏タイヤ用のホイールですが、いろいろ検討したんですが中古にロクなタマがないというのもあって、新品でアレに落ち着きそうです。まあ安い店だと4本で9.5万送料込ですしね。 ○父親のStreamRS-Z2.0(RN6)も夏冬入れ替え 日曜日。午後から曇ってきてて撮影どころじゃなかったのもあり、暇だったのもあって父親の車も夏タイヤからスタッドレスに入れ替えました。今年はアルカンの3トンジャッキがあるのでホント楽々ですよ。また、父親が前の車を売り飛ばす時に降ろし忘れて一緒にクロスレンチを売っちゃってたんですが、アルカン買ったときについでに買いなおしてるので、今回はそれを使ってやってます。ちなみに先週廃ゼットさんを友人に引き渡したときにも夏冬入れ替えしてるんですが、その際にも同じ用に作業しています。アルカンジャッキがいいところは後輪だけまず持ち上げてウマに載せた後、前からジャッキを突っ込んでフロントからあげられるところです。今まで使ってたストレートの小型2tジャッキは前だけ・後ろだけなら挙げられたのですが、前を上げてから後ろを馬にとか、後ろを馬に載せてから前を馬にっていうのが無理でした。前>後の場合は後ろを馬に載せられるほどあげられない、後>前の場合は物理的にジャッキがジャッキアップポイントに届かない、というオチです。廃ゼットさんのときは次オーナーの友人と2人作業だったので15分で終了、今回はくっそ重い17インチホイールで1名作業ですが交換自体は30分たらずで終了しました。やっぱアルカンを買って作業が楽になって本当に良かったと思っています。 ○本当に久々にちゃんとカメラ したはずなんだけど、体調不良もあってほとんど撮ってないという^^;; そのタイヤ交換した日曜日なんですが、午前中から撮影しようと思って用意してたんですが、どーみても雲が多くてわざわざ根来まで行っても草臥れ損っぽかったので取りやめ。急きょ甲山の神呪寺で小撮影だけで済ませることにしました。前日にみずにーがこっちにきてて夜遅くまで飲んでて二日酔いだったのもありますが。で、機材構成は先週そのままで望んだのですが、結局撮ったのは135判のフィルム30カットくらい、二眼レフで3カットくらいってところ。ただ、今回は135判がα-7なこともありバックアップで持って行ってたα-7Digitalでとりあえず露出を確認、その情報をもとにα-7で露出補正なんて技が使えたりして、ある意味楽な組み合わせかもってのも発見できました。また、二眼レフですが、ここ数年ほとんどマミヤC220/330ばっかり持ち出してたのですが、今回はあえてのミノルタフレックスIIIです。軽くて機動性が高くていやー楽ですね。二眼レフについては半分しか撮ってないので、ちょっと何らかの撮影(多分夜景でバルブ)して使い切ってしまおうと思っています。 ○電動歯ブラシ 20代後半に親知らずのトラブルから徹底的に歯科治療をしなければならなくなって以来、歯磨きは結構気を付けています。でもまあ古典的にヘッドが小さく柔らかい歯ブラシでちょこまかと磨く手法でずっとやってきたのですが、最近の超音波振動方式の電動歯ブラシの性能がくっそ安いのに突き抜けてスゴいという話を聞き、髭剃りの替え刃を買いに寄ったドラッグストアに置いてあるのを見てつい衝動買いしてしまいました。お値段なんと1900円!やっす……。実際に使ってみたのですが、今まで5分くらいかけて磨いていたレベルまでモノの2分たらずで磨けてしまいました。なんせ人力で微妙に動かしてた動作を超音波で毎秒何千回ってやってくれるわですからねえ。軽い力で押しあえてておくとさーっと汚れが落ちるってのが本当に楽でよろしいです。 |
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VOL987:平成29年11月20日:キャッシュレスの話 | |||
○キャッシュレス化の話 twitterをはじめネット上で「海外でこれだけキャッシュレス化が進んでるのに日本はいまだに現金主義なのは遅れてる」みたいなことをいう人たちがいるんですが、海外、特に中国でなぜあんなにも猛烈にキャッシュレス化&オンライン決済が進化したのかというと、現金の信頼性が恐ろしく低いからなんですよ。紙幣も硬貨も偽造貨幣が横行していて商店主にしても支払に偽造貨幣使われた日にはたまったもんじゃありません。オンライン決済だとデータのやり取りでデータの形で実際に入金されるのでオンライン決済がどんどん進化している、というわけです。また、欧米でもオンライン決済が主流なところは紙幣の信頼性が低いだとか、現金決済していると小銭目的の強盗に目をつけられるとか、現金を使わずに決済しないとどうしようもないような状況に陥っているんですよ。そういう国ではオンライン決済が盛んなのでオンライン決済のシステムが合理的に進化しており、店舗側の金銭的負担が少なかったりするわけですよ。 じゃあ日本はどうなのかというと、まず大前提として日本は貨幣の信頼性が世界的に類を見ない高さなので、差し出される貨幣の真贋チェックをする必要がありません。また、店舗で現金決済してる奴を見かけたらそいつの後をつけて強盗して財布を奪うような事案ってのもめったに発生しないレベルで治安が良すぎます。だから店舗側としてはわざわざシステム利用料を支払ってまでオンライン決済装置を付ける理由がありません。また、日本の場合、オンライン決済の店舗側利用料ってのが結構シャレになってなくて売り上げの3%とか5%とか、カード会社と決済額次第では10%近くふんだくられます。売り上げの1割って下手な小売店だとモロに利益がまるっとカード会社にもっていかれるレベルになっちゃいますから、そりゃー導入に消極的にもなります。日本でオンライン決済や電子決済が普及しないのはそういうところなんですよ。それぞれの国の事情にみあった支払方法があるってことなので、他国がオンライン決済に熱心ならそっちに開発とバグフィックスをやらせて、安定化したらこっちに導入するくらいの気持ちでええんちゃいますかね。 ○今月のJAFMATEの記事を読んでて 「シフトミスでのヒヤリハット」という記事があったんですが、その中に「それはシフトミスちゃうやろ」ってのがあったのでツッコミを入れてみたいです。というのも画像で添付した記事奴なんですが、ATでもMTでやるのと同じように正しい位置にシートの位置合わせをしている場合、クラッチペダルが遠いとううのはあってもブレーキペダルに届かずに踏み間違うなんてこと、まず起こりえないんですよね。「いや、車種によってはあるんちゃうん」っていう人もいますが、少なくとも普通のセダンやハッチバック、ミニバン、1BOX、軽ワゴン、1tトラックなどいろいろ乗ってきていますが、どの車でも教科書通りの正しい位置にシートドリルをしておくとちゃんと右足はブレーキペダルに届くんですよ。この手の踏み間違いや操作ミスって見ていると結構多いのが基本をおろそかにした結果ってのです。オートマチックに乗ってるからこそもっと基本をおろそかにせず運転したほうがいいんじゃないですか、って思うんですよね。 ってな話を友人にしてみたんですが、この件で実に興味深くかつ私の思いもよらなかった問題点が出てきました。曰く、高齢で車中心の生活の人は歩く能力が衰えてる人が多いために、わざと段差が付けてあるアクセルペダルからブレーキペダルへ足を持ち上げて移動することが出来ないので踏み間違える、という話です。これは自分が普段MT車乗ってるのもあってあまり気づきませんでした。確かにAT車だとバックでドアから顔だけ出して後ろ向いて運転できるし、その姿勢だと踏みかえできない奴が出てきてもおかしくない、と。MT車の場合そういう事をしようとするとドアを開けて後ろを見ないとペダル操作できませんからね。なんだっけ、踏み間違いを防止するペダルのオプションが最近はディーラーでも取り扱うようになり始めたらしいんですが、確かに必要かもしれませんね。 ○久々にバイクでパンクした TDM900の2年目以来だから8年ぶりくらいかな?tracerでパンクしました。今回は気づいたのがめちゃくちゃ早くて、太子龍野バイパスを降りてすぐ低速走行中にリアが一定周期で軽い微振動を出し始めたのでまさかと思って降りてみたら見事タッピングが突き刺さっていました。朝出るときの点検では見つからなかったので間違いなく走行中に拾っています。とりあえず漏れてる様子もないので撮影を済ませてからと思ったわけですが、これが今回初めて行った新宮町の東山公園ってのがこれまたすごく撮りづらい現場で30分足らずで撤退する羽目に。そして戻る途中に見つけた龍野のミスタータイヤマンで無理を言って修理してもらったのですが、刺さってからあまり走行してないことと、四輪と違って外から刺して修理できる二輪タイヤの特性もあって、簡単にソッコーで直してもらいました。いやー、助かりました。ちなみにそこでエア圧の話になったんですが、おっちゃんに「何キロ入れるん?」って聞かれて「2.9キロ」って返したら「バイクの後輪ってそんなに高圧なん??」って驚かれました。 ○今年の紅葉撮り1発目だけど…… 上述のパンクの件、ここ数年の京都があまりにも人だらけでひどくて撮影するどころじゃないというのもあって、去年今年と他の地域へと出かけて撮ってるんですが、まあロクな結果になっていません。で、今年は今年でたつの市にあるとある公園がスゲーってので行ってきたのですが、いやまあこれがなかなか酷い現場で2度目はないなって感じでした。というのも、谷筋が西に広がってて背後に斜度のきつい山があるのでまともに撮影できるのが多分13時半ごろ〜15時ごろの短時間のみです。それ以外は光線がほぼまともに差し込まないので絵が単調になります。まあほかにもいろいろ問題点がある現場だったのですが最大の問題はそこでした。また、この日は恐ろしく風が強く被写体が止まってくれないというのも問題点でした。おかげでフィルム1本どころか15カットくらいしか撮れずに撤退するなんていう酷い有様でした。うーん、今年はあきらめかなあ。 |
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VOL986:平成29年11月13日:買い物に行くと買っちゃうよね | |||
○デジボルがつぶれたと思ったら…… いわゆる「秋月1000円テスター」を長らく使ってたのですが、こいつがどーもダイアルを回しても起動してこなくなりました。まあ元々液漏れしてた奴をバラして修理して使ってたのでしゃーないってのもあるんですが、いやしかしデジボルはなかったらオペアンプのゲインやオフセットの微調整など困るんですよ。だもんで、とりあえず安物のデジボルを買い換えてしまえというわけで仕事帰りに日本橋へと寄ってきました。やっぱ共立は秋月と違ってそういうヤバイ安さの奴はなくて、もうちょっと機能が絞られてて1600円くらいのデジボルしかなかったのですが、まあしゃーねーべということでお買い上げ。そして帰宅して古いデジボルのスイッチを入れるとちゃんと動いちゃうのはお約束ですね。とりあえずアナログ2つにデジタル1つの3つで併用運用していますが、それなりに全部使えています。まあ一番あてになるのはやっぱデジボル2つなんですがね。 ○例の中華な組立オシロ なんかねえ、くたばってるというか、オフセットがズレててマジで困ってます。というかこれ、今年の春先にミズニーランドにもってってから行方不明になってて探し回ってた奴なんですが、その時にもってったカバンの中から出てきたという笑うに笑えないオチがありました。で、久々に見つけたので使おうとしたらこれでした。そこで、改めて説明書の英語版とかネット情報とかを探していたのですが、今のファームウェアだとちゃんとオフセット調整機能があるということで試してみました。やり方としては測定プローブで同じ電位のものを掴み0V状態にし、セレクトボタンでVPOSを選択、その状態でOKを長押しすれば0Vアジャストされます。なお、アジャスト時には10mV、X1でやったほうがきっちり調整されますし、測定目的に合わせてDCかACかを選んでOKするとそれに見合ったオフセットが調整されます。また、今入ってるファームだと各種測定数値も表示されるはずなんですがイマイチ表示のさせ方が分からないという^^;;英語の説明書は中国語よりも大幅にざっくりとしか書かれてないんでねえ。でも、とりあえず使いたいことには使えて確認もとれたのでOKです。 ○ダイソーの800円リューターの続き 回路設計と基板設計はやったけどあとは実は結構ほったらかし状態なんですが、上述のデジボル買い直しの際についでに必要な部品の一部を買いだしてきて、一部回路の実験をブレッドボード上でやってみました。というのも、内部的にリレーを使っていて「出力電圧調整時は調整用の抵抗に」「スイッチ切り替えで出力側にしたら出力端子に」という風にしてるんですが、これがちゃんと動くかどうかイマイチわからないので、実回路のうちその部分だけをブレッドボードで展開して試してみました。結果は当然ちゃんと動きました。初めてリレーを使った回路を自分で設計してるんでホント悩ましいんですよ。また、付属している電池ボックスについてもちゃんと調べてみたのですが、ついてるコネクタはマル信のMJ-15相当のもので、配線もごく一般的なセンターがVcc、アウターがGNDという構成でした。つまり、ケーブルを作るにしてもマル信のMP-121Cなど5.5x2.5のプラグを使えばいいわけで、これなら在庫が5個くらいあるのでここからイケると判明しています。今回はチップ部品を1つも使ってないので後は手持ちのリード部品を基板につければとりあえず基板側は完成するんですが、まあその前にはよアートワークの最終決定をしてさっさと基板屋に発注しろよってところですね。 ○K11マーチとMT-09 tracerの整備 長雨続きで懸案のホイール・ローテーションが実施できないでいたK11マーチですが、やっとこさ晴天で作業できるようになったので土曜日にホイールのローテーションを実施しました。本格的なアルカンジャッキの初運用だったのですが、前のストレートの安物ジャッキと違って、高い位置にジャッキアップポイントのあるリア側でもちゃんとウマが掛かる高さまで上げることができました。K11マーチですが、フロント側はバンパー裏にあるフロントメンバーのでっぱり、リア側は牽引フックで持ち上げます。普通に牽引フックに皿を掛けるとゴムにフックがめり込んでしまうので、今後はここに木材でアダプターを作ってジャッキアップすることにしました。また、フロント側ですが、1インチ車高が下がってる上にリアが上がってることもあり、これまた安物のローダウン用ジャッキでは皿が入りません。しかしアルカンなら大丈夫!ちゃんとジャッキが入って持ち上げることができます。いやー、前後同時に持ち上げてホイールの作業ができるってほんといいですねえ。フロント側に使ってたホイールは裏側がダストで酷いことになってたのもあって徹底洗浄してからリア側に装着、リア側も外した状態で洗いなおしてフロント側に装着しました。なおスーパーRAPですが、うちのは後期型ということもあって若干重量が増えており、多分これだとTE37よりかなり重いと思います。実は今、冬タイヤ調達に向けてホイールの選択でいろいろ悩んでるのですが、あの重量感だったら多分アレかアレでも大丈夫そうだな、って感じになっています。 で、次の日はMT-09 tracerの走行後の定期整備です。まあ本来はそろそろブレーキフルード交換も視野に入れないとなんですが、年明け2月初旬には車検が控えてることもあり、車検整備でやってもらうのでそこまで放っておこうかなっと。基本的に細かい掃除と目視点検だけで終わります。新車から乗っててヘンなことしてないので特に問題はないんですが、問題が出たときにすぐ見つけられるようにってのは本当に大事です。で、さらに続くK11の整備。というのも、暫く前から「ウォッシャー液がまともに出ない」トラブルを抱えていまして、ポンプより先は問題ないことは確認しました。また、ポンプへのラインに別のタンク繋いでも普通に出るのでポンプから先はまるっとOK。タンクの底のホースを抜いたら抜いたで液体がドバドバでるので問題ないんちゃうんって思って悩んでたのですが、ふと思いついてウォッシャータンクから灯油ポンプでウォッシャー液を抜いてみたところ、古い液の成分が凝固した緑色のゼリー状のものが出るわ出るわ……。こりゃあきまへん。んなわけで抜いては水を入れを数回繰り返してから新しいウォッシャー液を入れてみたところ、そりゃもーいい勢いでドバドバ出るようになりました。これ、そのうち以前にネットで見た「ウォッシャーをプレヒートする装置」を取り付けたいと思っています。熱源はクーラントから引いてきてリービッヒ管の要領でウォッシャーを加熱すればいいかなーとか思っています。まあ主に冬場の雪対策ですね。 |
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VOL985:平成29年11月6日:新兵器投入した | |||
○アルカンジャッキを買った これ今週の話じゃなくてもうちょっと前の話なんですが、白い弾丸号ことK11マーチの整備でどうしても必要になったのでアルカンの3tジャッキをお買い上げしました。なお一番安いのがコストコだったので友人のゆず君に頼んで買ってきてもらいました。お値段なんと12,800円なり。そして梱包から出したら重い!そして梱包がすごく頑丈なので解体が超面倒くさい!ってきたもんです。とりあえず時間がなかったけど調べたいことがあったのでテスト使用として親父のStream2.0RS-Zを持ち上げてみたんですが、これがまたアストロの安物2tジャッキと違ってすいすい簡単に上がってしまって驚きでした。ちなみにマーチで今一番やりたい作業はホイールのローテーションです。RE71なんて履いてるのもあり、ショルダーの摩耗速度が結構シャレになってなかったりします。元々地元の日産ディーラーのフロントマンたち(そろいもそろって90年代〜00年代初頭まで走り屋だった奴ら)からも「そのタイヤでその走りなら2000kmをめどにローテしないとヘンな減り方するよ」とも言われてたので、ええ加減そろそろ晴れてくれよーって思ってたりします。 ○今年何度目かのミズニーランド会 元々は三浦半島でマグロを食い散らかしてる予定ではあったのですが、宿が抑えられなかったので急きょGarage355で集まってうだうだという会に変更になりました。上にも書いてるとおりここしばらくアホみたいに雨続きだったのもあって10月はほとんどオートバイにも乗れてませんでしたので、久々のロングツーリングってこともあって、MT-09 tracerで出撃してきました。しかも行程予定日は走行日は概ね天気がいいとくるので余計ラッキーでした。 今回、お土産に員弁のこんま亭でシュークリームを買う予定があり、また先方への到着時間の調整も兼ねて京都経由で石槫峠を目指したのですが、いやー長雨の後の好天3連休の初日です。エラい目に遭いました。まず国道9号線の渋滞がひどいことになってて全然老ノ坂峠が超えられません。やっとこさ入洛できて次は山中越!って思ったのですが皇子山に降りてきたらこれまた国道161号線が堅田まで大渋滞。琵琶湖大橋を渡ろうとしたら守山の料金所でまた大渋滞と、どこにいっても大渋滞だらけ。最終的にMapFanじゃなくGoogleのナビをセットしてこんま亭まで直接ルート案内させてみたところ、名神へは守山ではなく竜王から乗るルートを案内し、それが本当に最短ルートでこれまた驚きでした。また、これまた時間調整ついでに特殊神事が有名な多度大社にいってきました。実は神職さんの勤務終了後でご朱印は頂けなかったのですが、夜の沢伝いの磐座の神社というのがこれまた格別でして。今度は日のある時間帯に参拝してご朱印をもらいたいですね。まあ、復路は復路で事故渋滞やらなんやらで結構散々な目に遭いはしたのですが、久々のロングランのツーリングで普段通らないルートも走りましたので、いろいろ満喫できた3日間でした。 ○今年の紅葉戦線 撮影に出かける前からすでにヤバイ感じ満点で結構焦ってたりします。 というのもですね、上述の「京都経由」ってのはもう1つ目的があってのことでした。今年は天候がヘンで暑い日が続いたと思ったら台風連発からの急激な気温低下なので、こういう年ってまともな紅葉にならないってのは15年も撮ってると経験則で分かるんですよ。だから現状の紅葉具合を見ておいていつごろ撮影に出向けばいいのかをチェックしていたんですが、11月1週目ですでに白川や哲学の道周辺は紅葉が始まってる状態で、例年より2週間くらい早い状態です。さらに、木の先のほうだけ紅葉して散り始めてるくせに、中のほうはまだ青々としてて散る気配すらないなんていうありさまでして、今年はどうかなぁっていう状態です。一応、蓮のときに撮り余らせたフィルムが2本ありますし、ブローニーもPro160NSなら何本かあるので、新規では買わずその辺だけでごまかそうかなって思っているところです。天候が悪いとほんと紅葉はgdgdで撮れたもんじゃないですね。 |
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VOL984:平成29年10月23日:やっちまったじぇ | |||
○この程度の記事を書く奴でも食えるのね なにかいろいろ履き違えた記事を見つけてしまったので突っ込みを入れていきます。 この記事に書かれている要点をまとめると「欧州車は日本でいうところのハイオク仕様ばっかりでガソリン代が高くつくから日本でいうところのレギュラー仕様も出してほしい」という記事で、その背景としてあるのが日本がアメリカに合わせていろいろ規格を作っているから欧州と合わない、ってものでした。ですがねえ……この記事、かなりいろいろ間違えています。特にハイオクという定義が完全に間違えているんですよ。というわけで間違いの指摘です。 まずしょっぱなから間違えてるのがオクタン価の定義ですね。日本は確かにレギュラーガソリンとプレミアムガソリンの2種類なんですが、欧米では日本におけるレギュラーとプレミアムの間を埋めるグレードが1つ存在します。日米じゃなくて日本はだけが存在しないってのでまず1点ツッコミです。下の表にまとめてるのでとりあえず見てみましょう。 あと、特に二輪上がりで正しい知識をまったく勉強してこなかった勢とかにある根本的な間違いなんですが、ハイオク=高性能じゃありません。それぞれのオクタン価に見合った圧縮比と点火タイミングが得られなければレギュラー車にハイオクを入れてもエンジンの劣化を早めるだけなんです。で、なぜ欧米ではオクタン価91、94、98と3種類あるのかというと、実はアメ車でレギュラー車として日本に入ってきているのは基本的にオクタン価94指定の車であり、91指定の車ってほとんど入ってきていません。また、日本のレギュラーって91以上といいながら実質は93程度は平均的にオクタン価があるのもあり、アメ車の販社の多くは多少の問題が起きないおとを理解したうえで「日本国内のレギュラー使っていいよ」という表記になっています。また、ヤマハの逆輸入車でも欧州のオクタン価94指定の車種の場合は「レギュラーでいけるけどノッキングなどの不具合が出たらブランドを変えるかハイオク入れろ」という表記になっていますが、これも同じ考え方です。欧米でのオクタン価91の車って何かというと、平たく言うと商用車とかモペットなど経済が求められる雑多な車種です。日本車も欧州に持ち込めばオクタン価94指定がレギュラー車なので、燃料のオクタン価でどれを選べばよいのか気になった場合、レギュラーやプレミアムという表記ではなくオクタン価の指定を確認し、94指定ならレギュラー、98指定ならハイオクを入れればそれで問題がありません。日本のハイオクはオクタン価100を超えていますので94指定の車に日本のハイオクを入れるとろくなことになりません。 ○やっちまったぜアハハハ アハハハじゃねぇよil||li _| ̄|○ il||li 4年くらいずっと使ってきたNEXUS7(2012)なんですが、Android5.1化してると4.xx時代に比べて恐ろしく動作が遅く、特にMapFanなんて内蔵ストレージに保存してある地図データを読み込みに行く時点でアプリがハングアップしてご臨終です。ところがこの間修理に出して新品になって帰ってきたXPERIA Z3c SO-02Gですが、こいつがAndroid6.0になっててあのクソ重いMapFanがサクサク動きやがるんです。後で調べてみたら5と6でARMのCPUへの対応とかがかなり変わっていてOSレベルで処理が軽減化されてると知りましてですね。んで、NEXUS7(2012)も2013だかZenPad2だかのOSを無理やりカスタムして焼きこむ方法で6化できるって話があったので、さっそく試してみました。んが……表示が変わらないことに焦って失敗かと思ってUSBを抜いてしまったのが運のつき。処理の途中で止めてしまってただの板切れにしてしまいました。さーてどうすっぺ……ちなみにAndroid5.1ではちゃんと立ち上がってくるので処理がクソ重いAndrid5.1タブレットとしてはそれなりに実用できてしまうのがさらに問題なのです。 ○そしてこーなった で、ウィークデーまるまる情報を洗ってどうしようかor代品を検討していたのですが、ユニットコムが取り扱ってるASUSのZenPad8.0のASUS再生品が結構ゲロ安で、下手に新品の8GB買うより16GBでオトクなので導入を決定しました。ちなみにOSは6.0化されています。実際にNEXUS7と比べ手も若干大きいだけですね。で、なによりこいつはSDカードが使えるのがありがたいです。今回驚いたのが、Googleアカウントを入力して認証したら過去に使ったタブレット端末のデータを引っ張ってきてアプリを再構成してしまうところです。さすがにちょっと古い構成だったので最終的にいくつかアプリを入れ替えたりしたんですが、ある程度の仕掛けをしておくとあとはほったらかしてお出かけして帰ってきたら勝手にアプリの再構成が終わってて本当に驚きでした。とりあえずクッソ重いことで有名なMapFanを突っ込んでみたのですが、やっぱり笑っちゃうくらいサクサク動きます。これで白い弾丸号のカーナビはこいつ+MapFanで行けそうです。 |
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VOL983:平成29年10月16日:ダイソー意外と使えるぜ | |||
みずにーに「駆逐艦卯月(ぴょんじゃないほう)に最後の最後で魚雷撃たれて撃沈させられてしまった」というと、予想通りPBにきやがれを連呼してくれやがったwww ○白い弾丸号、不具合解消 えー、絶好調になりました。土曜日にミズニーランドに部品持ちこんで整備してきましたよ。 不具合の原因については多分こうだろうっていうのは前回までの日記で追い込んだことは書きました。ただしこれはあくまでも推測の範囲内でしかなく実際に確かめたわけではありません。が、いろいろな検証結果がAACバルブが原因の一翼を担っていることを明示していました。また、揃えた部品ですが、エアクリのインダクションパイプとそれに付属するレゾネーターボックス、あとはネジ類です。作業自体はヘンテコダクトを撤去し、エアクリも外し、AACバルブとスロットルボディを洗浄。その後エアクリ関係を組み戻し、純正のダクトとレゾネーターを設置して完了ってわけで、実際には40分くらいの作業時間で終わりました。お互い大体の作業工程が分かってるので打ち合わせも必要がなく、あっちゅーまでした。その後、みずにー&相方を試運転がてらマーチに載せてマウンテンまで走ったわけですが、それまでは低速が結構取扱いにコツがいる特性だったのが普通に低速トルクモリモリになり全体的にすごく扱いやすくなりました。また、場合によっては燃料ポンプがヘンにごろごろいってたのもあっさり解消しました。 ちなみに原因についてですが、前から述べてるとおり原因の半分はAACバルブでした。AACバルブ、ってかエアフローセンサーなんですが、こいつはスロットルボディを流れるエアの量を測定しています。こいつが完全に詰まっていたのでエア流量が測定できないのでエア流量に応じたインジェクション制御の補正ができずにヘンなことになっていたってのがまず1点ありました。また、これは意外と盲点だったのですが、ヘンテコダクトにはなく純正ダクトについているレゾネーターです。こいつ、純正エアクリダクトの入り口付近に生えているんですが、アクセルをオン>オフ>オンとしたときに発生する負圧を解消してくれるんですよ。K11マーチってエアクリボックスの容量が圧倒的に足りていません。というのも、普通はエアクリボックスに十分な容量を持たせることでアクセルのオン・オフに伴う負圧を吸収しています。ところがK11マーチはスロットルボディとボンネットの隙間に無理やりエアクリを押し込んでいますので、本来必要な容量の半分くらいしかないんです。それでバッテリーと左フェンダーの間にレゾネーターを設置して足らない容量をカバーしているのですが、安易なカスタマイズでいろいろやっちゃう人たちがいるんですよ。これがまだCG10DEならマシなのですがCGA3DEは1350ccもあるので露骨に容量不足が発生し、低速でのヘンなぎくしゃに繋がっていたわけです。いやーきれいに解消できて本当に良かったです。 詳しくは別にページ建ててまとめて掲載します。 ○ダイソーの800円リューター つい買っちゃいました。そして意外と使えました。使えることが分かったのですが、こいつ電池駆動なんですよね。だもんで、仕方がない?ので、外部電源を設計し始めました。で、実は最初は7806使って12VのACアダプタから6Vを作るだけのつもりだったんですが、LM317が大量にタダで手に入る事態が発生してしまい、それじゃあLM317で可変電源にしようってことになっちゃいました。さらにどうせLM317で作るんだったら前面ダイアルで調整可能にしよう、それだったら電圧表示も付けよう、パイロットランプは必要だよね、出力のON/OFFスイッチも欲しいからそういう回路も必要だよね、どうせならAC電源に繋いだら最大15Vで1.5A出力可能にしたいよね、と要求案がいろいろ増えていき、最終的には「可変電源部分のLM317系回路」「出力ON/OFFやパイロットランプのための12V系回路」の2種類の電源を積む設計になっちゃったという訳です。結局、回路はナンボでも設計できるんですが、やっぱり問題になるのはケースの選定と穴位置設計ですね。今回はLM317を上限名一杯の1.5Aで使う予定なのでこいつの冷却も必要なのでケースファンも必要になります。とりあえずタカチのケースのカタログを見て実寸大の構造物作って配置予定のモノを並べていろいろ考えないとですねえ。なお基板とケースの間は基本的にXHコネクタでつながる構造にしてあります。ケーブルの圧着機は会社の奴借りれば終わりですし(笑 ○もいっちょダイソーネタ ダイソーの108円刺身包丁は研ぎなおしの練習台にすごくいいという話があったので、リューターを買うついでに買ってきました。で、ほかにも何本か砥ぎ直さないとダメな刃物があったので研ぎ直し、最後にこいつも研ぎなおしてみました。800、1000、2000と30分くらいかけて番手を上げて研ぎなおしたんですが、簡単に研ぎなおしただけで笑っちゃう切れ味になってちょっとあきれてしまいました。ただ、ステンレス包丁で簡単に研いで切れ味がパワーアップするということはそれだけ柔らかい安物の鋼材を使ってるという裏返しでもあります。それが証拠にステンレス製の切りだしナイフのほうは1時間くらいかけて研ぎなおさないとダメで、刃こぼれを消すのに200番からガンガン研ぎなおす羽目になりました。それでも全然研ぎが進まないレベル。キャンプナイフも1年ほど前に相当刃こぼれした状態から復活させたときにかなり苦労しました。まあ、刃材が柔らかいということは研ぎやすいし頻繁に研がなければならないので刃物研ぎのいい練習にもなるわけですが。そうそう、ダイソーのこの刺身包丁、問題が1つあって裏が凹んでないのでトマトやキュウリをスライスすると引っ付いちゃいます。これすごくうっとうしいんですよねえ。 |
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VOL982:平成27年10月02日:それは修理とは言わないwww | |||
○SO-02G修理その後 土曜日にうだうだしてるとdocomoショップから電話があり、SO-02Gの修理が終わったということでした。でまあ翌日引き上げに行ったのですが、18時来店予約で引き揚げに行ったのに対応が始まったのが18時20分くらいで、時間指定来店予約とはって結構お怒りでした。まあそれもそのあと消えちゃうんですが。で、やっとこさ窓口対応が始まって修理品とやらが出てきたわけですが、これがどう見ても新品なんですよ。名目上はロジックボード、前後パネル交換ですが、どう見ても新品です。それが証拠に機体の製造番号自体が変わっています。また、新品になった都合上、最新のファームウェアに書き換えられているので、Androidのバージョンが5.xxから6.xxに変わっていました。そして持ち帰ってきてソッコーで環境を組み立てなおすことになったのですが、最も面倒くさかったのが実はGoogleに新しい機体だと認識させることでした。認識さえさせてしまえば環境の組み戻しなんて楽勝ですからねえ。とりあえず大まかに修理前の状態には環境を戻していろいろテストしていこうと思っています。 ○マーチの不具合、続き さらにいろいろ検証していきます。 火曜日に白煙吹きさんと梅田で飲んでるときに「進角の確認の仕方」って話が出まして、それで改めて土曜に進角を確認することになりました。ネットを見ていると暖気してからスロットルポジションセンサー(TPS)を抜いてエンジン始動、2000〜2800rpmまで吹けちゃうので無理やり750rpmにして確認って話だったのですが、TPS抜いたらエンストしちゃいます。おかしい、何かがおかしい……。ちなみにディーラー情報ではTPSとAACバルブのコネクタのどっちか1つでも抜けててセンサーが正常な場合、エラーメッセージとして2000rpmと2800rpmで数秒おきにハッチングするようになってるそうです。で、念のためAACバルブのコネクタも抜いて確認すると、当然ながらフツーにハッチングします。さらにTPS、AAC両方を刺してダイアグモードを起動してイグニッションONするとエアフロー異常を表示しました。ちなみに正しい方法で点火時期を確認したら650rpmで15度なので当然ながら点火系も問題がありません。となるとやはり問題はAACバルブ、つまりエアフロー。まあこの型のマーチのアキレス腱なのは間違いないんですが、ネット上に出てくる不具合の実例が全部オートマの分ばかり。マニュアル車はこういう不具合が出るって報告が一切ないんですよ。月曜には部品が出そろって週末に修理作業に取り掛かれるので、ちょっといろいろ試してみようと思います。 ○今更ながらに見た えーと、アイマスとデレマスのアニメ、全部見ましたよ。アニマスのキャラクターは実は誰一人として被弾しませんでした。そりゃもー見事に全くかすりもせず。実は見始めたのはデレマスの杏が気になって、どうせだったらアニマスから全部みてやれってことで頑張って全部見ましたよ。その上でアニマスは全くかすりもしませんでした。で、デレマスも見始めたんですよ。最初はだれもかすらなかったし、しまむーに至っては頑張りますしか言わない面倒くさい子だなあって思ってみていたのですが、最後の最後でやらました。遠距離からの酸素魚雷攻撃を受けた米軍艦艇の気持ちが分かる気がしましたよ、いやマジで。駆逐艦卯月め……。なんかみんながキラキラし始めたのに自分だけ出遅れて焦ってしまって、自分には何もないって後ろを向いてしまって泣いてるところ、立ち直って前を向くところで完全にやられましたね。でもこれPBのメンバーに聞かれたら絶対に参加しろと言い出すのに100ジンバブエドルですわ。 ○ひたすらはんだ付けしてた あまり仕事のことは書かない日々です。ってのも会社にまったく不満がないからなんですが、最近ミョーに製造部が忙しいのもあって、製造部の製造仕事のうち難しくない奴は私が結構やっていました。まあほとんどが共晶半田でイナフな半田付けだったのですよ。一番多かったのがDsubコネクタの半田付けでした。あれ、小ロットのケーブルを作るときって単体販売のコネクタのケーブルをはんだ付けし、はんだ付けした端子を熱収縮チューブで覆ってるんですよ。いやー、散々作りまくってたら私が作っても製造部が作ったケーブルとそん色のないものができるようになりました。ようは慣れですね。で、さらにやってきたのがパターン修正+はんだ付けってお仕事。こっちはまあいろいろ不幸が重なってプリント基板の設計ミスが判明し、たまたま両面2層基板だったのでパターンカット+ジャンパ配線でごまかせる基板だったので助かったのですが、これも製造部がクッソ忙しかったので私が自分でやる羽目になりました。いやーいい勉強になったとともに、自分の半田付けの腕がずいぶん上がってるなとも実感できました。 |
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VOL981:平成29年09月25日:何か変だったスマホの結末 | |||
電車通勤してない上に色々会社とか平和すぎてネタがないんですよ(苦笑 ○XPERIA SO-02G死亡のお知らせ 先日、会社でSO-02Gを使おうとしたら「戻る」「ホーム」「メニュー」の部分のタッチパネルが全くいう事を効かなくなり、何もできない状態になりました。たまにかろうじてホームだけは動くんですが、それ以外はウンともスンとも言いません。仕方がなく端末買い替えか〜って思っていろいろ次の端末の情報を探し始めたのですが、ふとフォロワーさんが「Z1やZ2でも無償修理の対象になってるのがあるから一度docomoに相談してみたら」って話をしてくれました。で、docomoショップに持ち込んでみたところ、製造時期的にドンピシャで無償修理の対象ロットでした。ちなみにもう1機メイン回線で使ってるSO-04Eもタッチパネル死亡時の無償修理対象機種だそうです。SO-02Gの無償修理ですが、1.不正改造をハード・ソフト両面でやってない、2.水没経験なし、3.落下やバッテリー劣化などでシェル破損がない、の3条件がそろわないとダメ。特に1.はrootedにしてるとアウトだそうです。テザリングの制限を解除してる程度だとrootedじゃないので不正改造に当たらないそうです。とりあえず戻ってこないとなんともですが、このまま無事に無償修理で終わってほしいですね。 ところでこの不具合、思い返すと結構前から出ていた感じです。本格的に壊れていると気付いたのは下の戻る・ホーム・メニューの3つのボタンが利かなくなったときからだったのですが、実は今年の春先くらいから「メニューバーからずるっとスライドさせたら出るはずのメニューが出ない」という状態が続いていました。これがまた面倒くさくてtwiccaを使っているときにしか不具合が出ないという体たらくだったのでずっとtwiccaが悪いと思い込んでいました。しかし下の方がくたばった後にNEXU7(2012)のAndroid5.xxで試したところ、こっちはちゃんとtwiccaでも普通にスライドできてしまいます。つまりSO-02Gのタッチパネル由来の不具合はここにもあった、と……。普通の人は聞いていると全面的にタッチが使えなくなって初めてあわてる人が多いらしいんです。 で、この修理のときに改めてSO-02Gを手にした時に一緒に契約した回線を解約しようとしたのですが、その際のdocomoショップ店員とのやりとりがちょっと笑ってしまいました。というのも、実は1年更新の更新時期以外の解約には12000円かかります。12000円ももったいないですよネーなんて店員はいうのですが、じゃあ月額料金はいくらなのって聞いたら(それすら忘れてたバカ)3600円だそうで。つまり、12000円で解約しても4か月放っておけが元が取れる計算になります。つまり、私にとっては4か月経てば「お得」なんですよ。だって使ってない回線ですから。解約したいって話を出したときに「修理に持ち込んだりするとき以外刺さないSIMだから」と説明を受けてても理解できてないアホな店員ってのは本当に無能の極みとしか言いようがないと思うわけですが、以前にこのショップで対応にあたっていた店員さんは機転の利く人が多く、そういう話をしたら「こうやったらもっとお得になりまっせ」みたいな営業トークにつなげることも上手だったので、この手の接客ってのも対人スキルってのがモロに出るんだなぁって思いました。ちなみにSO-02Gが戻ってきたら当然回線は解約しますよ。 ○ちょっとは調べろよ 土曜日、twitterを眺めていると結構間抜けでアホなツイートが流れてきました。曰く、日本では現金決済オンリーの某ラーメンチェーン店が海外進出したらカード決済可能になってるのは、日本人には不自由を押し付けてるくせに税金で海外進出(政府の支援事業で進出しています)したら海外には手軽なサービスするのかよ!っていう内容でした。実に不勉強で背景を考えない発言だなぁって失笑ものでした。これ、単純に考えて通貨の信用性や通貨利用方法の問題、カード決済システムにまつわる費用の問題でしかありません。まず、日本の場合ですが、貨幣の偽造が極端に少なく貨幣信頼性が高いこと、貨幣利用がいまだ現金が主であること、これらが背景にあり1回支払毎のカード支払手数料が結構高く、さらに毎月のシステム利用料も高いので、1食の単価が低いラーメン店で独立店舗の場合はカード決済を置くメリットがないのです。一方で海外は偽造貨幣も多く貨幣の偽造チェックするくらいならカードで決済してもらったほうが確実というのもありカード決済化が早くから進んでいます。ですので、あちらの貨幣利用習慣に合わせるとカード決済を主にしたほうがいいわけです。日本人にデメリットを強いているわけではなく、むしろこの場合、カード利用主義者である投稿主が便利なようにあらゆる商店はカード決済を備えろと言ってるだけに過ぎないわけです。最近はこの手の「俺が不便だからお前ら俺の便利なようにしろ、俺はお客様だ」という人が増えて本当にダメな国に育ったなーって実感できますね。 |
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(C)H28/29 Takayuki Kazahaya | |||
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