SJ4000にGoPro hero3用の花形フードを付ける!!
 SJ4000/5000シリーズやGoProを使っていると、どうしても気になるのがレンズのゴーストとフレア。対角170度の超広角レンズなせいもあって、画角内に太陽光線が入ると結構簡単にゴーストやフレアが出ます。1月末から色々撮ったベース動画の中でもゴーストはそんなに気にならないんですが、画角の端に盛大に出るフレアはやっぱり問題でして、下手すると画面が真っ白になる勢いです。で、以前からちまちまとGoPro hero3用のネイキッドフレームを探していたところ、花形フードがついたGP規格フレームがアメリカからの送料込みで1000円ちょっとで出ていたのでポチっとな。待つこと2週間、EMSで届きました。あまりにもショボくて笑ってしまう梱包はソッコーで切り裂いて捨ててしまったので写真は抑えていません。
 
 そしてやっぱり写真を残してなかったのですが、ソッコーで取り付けようとして「え?あれ?付かへんやん!」となりまして。よくよく見ると背面側で本体を抑える爪が当たっています。どうせ材質はABSかPPかそんなんなので、当たるんだったらやりますよ、いつものあれ。

当たるなら 削ってしまえ ホトトギス

 んなわけでガリゴリガリゴリ……アルミの鋳物を削ることを考えたら楽なもんです(笑)削るのは右端に出てる爪4つ。爪切りやニッパーでパチパチ切り取ったら平やすりで削れば終わり。
 

 なんで当たっちゃうかというとSJ4000とGoProの厚みの差です。GoProにはない背面液晶がSJ4000には標準で固定装備されていますし、電池の厚みやポート・スイッチの位置関係の違いもあります。その辺で5mm以上SJ4000のほうが厚みがあるからですね。外回りのサイズやレンズの設置位置はまったく同じなので爪を削れば物理的にはフレームに入ります。

ついでにUSBポートもフレームに隠れてしまうので、外部給電が可能なように1.5mmのドリルで穴を開けてナイフで切ったらガリゴリガリゴリ……
 


よっしゃイケる!とばかりにフレームに収めて試写したら勝手にx1.6ズームになっちゃいます。一体どないなっとんじゃいワレ!と思ったら、右側面のセレクタースイッチがフレームに押されていました。というのでまたガリゴリガリゴリ……
 
 
 ちゅーわけで完成!
 なんかセンターが出てない臭いけどテスト撮影したらとりあえずケラレへんみたいやし、まーこれでええやろ(笑
 
 
 試写とか色々まとめた動画はこちら。
 
 花形フードが追加されたことで画角の角付近に太陽が来たときのフレアが随分マシというか、ほぼ皆無になっていることが確認できると思います。ゴーストはそれなりに残りますがフレアが消えるのは大きいです。ちなみに今回から編集も1080pでやってますが、aviutlは32bitのみ対応のソフトなのでメモリ処理やらが色々追いついてないようで、i5-2400+SSD+8GBメモリでも結構重いです。実際、ProseccExpで確認すると、aviutlが食ってる物理メモリは2GBで頭打ちですから、64bit対応のストリーミング編集ソフトを導入しないとダメっぽい。当面のターゲットはTMPEGEncですね(1.2諭吉)。
(C)H27 Takayuki Kazahaya