私家版 SR-T101の使い方
 分割測光のパイオニアでミノルタ初の開放測光機、SR-T101。このカメラを手にした人の多くが使い方ってどうなの?という言葉を発します。特にデジタルやAF機で写真に入った人たちがMFカメラをといって完全機械式のこのボディを手にしたとき、いろいろな事で戸惑うようです。そんなこんなで私家版でかなり端折っていますが、SR-T101の使い方なんぞを説明してみましょう。

 多くのSR-T101は左画像の私のボディのように、MC ROKKOR-PF55mmF1.7とのセットで販売されていたと思います。一部でMC58/1.4と組み合わせで購入された方もおられるようですが、主にこのセットが当時の価格で5万程度で販売されていたそうです。この私の機体とレンズは私の父が高校時代に購入した機体です。

 ちなみにピントあわせ、レンズについての説明などについては省略します。カメラの機構的な取り扱い説明のみに終始します。
○おしながき
  1:各部の名称(一部省略)
  2:レンズの脱着、フィルム装填
  3:撮影操作と露出計使用法
  4:フィルムの抜き取り&その他の機能
○各部の名称(一部省略)
○前面より
1:シャッター速度ダイアル
2:巻き上げレバー
3:巻き戻しノブ
4:レンズ取り外しノブ
5:レンズ噛合指標
6:ストロボ接点
7:セルフタイマーレバー
8:プレビューレバー
9:ミラーアップレバー
10:アクセサリーシュー
 
 
○底面より
8:プレビューレバー
11:露出計電源スイッチ
12:三脚座
13:露出計電池室蓋
14:巻き戻しボタン

 以降、説明ではこの名称を使用します。
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