OLYMPUS PEN EE2 | |
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1959年に米谷氏の主導で生み出された偉大なるハーフカメラ、それが初代PEN。目測式レンズにマニュアル露出、28mF3.5の非常にシャープなレンズを搭載したカメラで、当時としては6000円という非常に激安で販売されたカメラでした。このレンズがF2.8になったPen Sというモデルも発売されたのですが、世間では自動露出が付いて押すだけで撮れるカメラが人気になっており、自動露出化とともに固定焦点化されてPen EEが生まれました。が、こいつ、シャッター速度が1/60s固定で甚だ使い勝手が悪かったので、そこでシャッター速度を1/30sと1/250sの2速化したのがこのPen EE2です。まぁもっと分かりやすくいうとEE付きPenであるEESをフィルムカウンタの自動化、開閉裏蓋化、ほっとシュー装備として固定焦点にしちゃった廉価版がEE2なんですが。 大きさは2枚目写真のとおり、後のXAやXA2とほぼ同じ大きさです。まぁハーフカメラですからね。EE付きPenのお約束で、シャッター速度が1/30s以下になるとファインダ内に通称赤ベロと言われる赤い指標が出てきてシャッターがロックされてしまいます。あと当然ですが、ハーフカメラなので24毎撮りなら48枚、36枚撮りなら72枚撮れちゃいます。G.Zuiko28mmF3.5は非常にシャープな写りで、開放絞りでも4m〜無限遠までピンが合うように設計されています。といっても自身での試写はこれから(直しただけww)なんですが。 使い慣れるとXAやXA2の立場が危ういなぁ^^;; |
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