日立 FloraDeck550TにWindows2000を | |||||||||||
PC-9821Xv13/W16Rをタワー筐体化して使っていたファイルサーバー機ですが、排熱の悪さ、UW-SCSI化してつかっていたHDDの耐久限界、オンボードNIC(Intel82557)の耐久限界とここに来て一気にボロが出てきたので、思い切ってマシンごと入れ替えて見ることにしました。といってもお金はないが古い余剰機材はそれなりにあるという現状なので、まずは手持ちの30GBと40GBのHDD、日立PriusDeck550T、PC133の128MBなSDRAM×2本、Pentium3-866を使います。本当はAOpenの815マザーな互換機が1つ余ってたのでそいつを使いたかったのですが、あろうことかマウス関連がごっそりご臨終してしまったので使えなくなったわけです。前置きが長くなったのですが、ここからが本題、本来メーカーでWindows2000をサポートしていないPriusDeck550TにWindows2000を入れてみましょうっていうお話です。 まずは機器構成を知らなきゃなりません。とりあえずメーカーのサイトでも見てスペックを調べてみましょうか。 http://prius.hitachi.co.jp/go/prius/pc/2001feb/550t/550t_spec.html うわ、情報すくなっw てか必要な情報が全然得られません。結局マザー上チップ刻印やインストール作業でのドライバ検索で判明したスペックが以下です。
まぁざーっとこんなところです。チップセットドライバはWindows2000が持ってますし、無くてもIntelに逝けば普通に転がっています。NICのドライバは最初何か全然わからなかったのですが、標準添付のCD-ROM(Me用だよおいおいw)を検索するとなぜかヒット。サウンド関連もそれでヒット。モデムは使わないので不明なデバイスのまま放置しています。ここまでは結構簡単だったのですが、問題はVGAカードでした。ATiのサイトをググってもググっても全然情報が出てこないんですよねぇ。そこでチップ名でGoogle検索をかけてみたところ、某国内メーカーF社のサイトにそのものズバリのドライバが置いてありました(爆)。いや、本来は某F社のノート用なんですけどね。 さてはて必要なドライバも一式そろったので使って見るべとつかっていたんですが、今度はどうにもこうにもキーボードが怪しげな動きをしてくれるんです。最初は「マザー側がイカれてるんだろう」と半ば諦めかけていたのですが、日立のサイトをながめているに、どうやらWindowsXPを入れるのに標準のキーボードドライバだとまともに動かないという不具合があるんだそうな。で、もしやと思ってこのWindowsXP用ドライバを当ててみたところビンゴ!まともに動くようになりました。 とりあえずこのPC、レガシーデバイスが片っ端から有りません。FDDなんてマザー上にパターンすら存在しませんし、PS/2ポートはキーボードもマウスもありません。その代わり専用USBキーボードを繋ぐとPS/2キーボードよろしくDOS上からでも認識するのですけどね。とにかくディスク交換で筐体をばらそうにも知恵の輪ですし、一筋縄では逝かないマシンではありますが、今のところ快調にWindows2000マシンとして家庭内ファイルサーバーの役目を果たしております。 |
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